2日目。
朝からルアーフィッシングに行く。
one oceanというショップ。
東京からの何回かの電話のやりとりも極めて感じがよく、適切な受け答えをしてくれたお店。
宿に迎えにきてくれたオーナーの男性は。聞けば移住して10年目だとか。私と同じくらいの年齢だろうか。
今日はほかにお客さんがいないので貸切です。
なにしてもいいですし、どこでも好きなところに行きましょう。
ということで。
朝の9時から夕方4時まで。
ボートの上で寝転んだり、舳先に座りこんでぼーっとしたり、
釣りをしたり、シュノーケリングをしたり、いくつかの島に上陸したりして過ごす。
いろいろな種類のミーバイがたくさん釣れる。
one oceanは基本的にはcatch and releaseだそうなのだけれど。
釣ったものは食べたいでしょ、という私たちのリクエストに応え。
しかも釣れた魚を翌日に晩ご飯を食べることにしていたkake-taに運んでくれることに。
お昼ご飯は鳩間島に上陸していただく。
ガジュマロの木陰で食べるオーナーの奥さん手作りのお弁当。とてもおいしい。
食事の後に、しばらく鳩間島を散歩する。
人口が50人という島をめぐる。
ガジュマロが茂り、ハイビスカスが咲く道。
時折すれ違う島のひと。
素朴で質素な島の暮らし。
ひとつだけあった小さな小さなお店の店先で。
冷たい缶コーヒーを飲む。
あんたたちがコーヒー飲んでるから、おばちゃんも飲みたくなっちゃったわあ。
そんなことをいって笑う店のおばちゃんと一緒に。
鳩間島の後に暫く釣りを楽しみ。
今度はバラス島に上陸する。
サンゴの死骸があつまってできた島。
青い海のなかにぽっかりと浮かぶ長辺100メートルもないくらいの白い島。
がらがらと。サンゴの白い死骸を踏んで歩く。
恋人の後ろを歩く。
きれいなサンゴをいくつか拾い。そうっとポケットに入れる。
壊れないように。なくさないように。
空と海に囲まれて。
小さな小さな、白い島で。
ボートで寝転びながら眺めた空。
鳩間島の海。
鳩間島のガジュマロの木。
バラス島。珊瑚の島。