友人と食事を終えた昨晩。23時過ぎ。
帰ろうかなと思いつつも。近くに会社がある友だちと飲みに行くことにする。
都合があえば飲みに行こうと、前の日の夜に約束をしていたのだ。
とはいえ友だちも私も明け方まで(正確にいえば彼は5時まで、私は4時まで)働いていたので、さすがに今夜は飲みに行けないのではと思っていたのだけれど。
でもやっぱり飲みに行く。
なぜか私はこの友人とは必ず飲みに行く。という選択をする。
本来的には突然誘われたり誘ったり、頻繁に同じひとと会うのは得意ではない。そもそも自分から明確に誰かを誘うことは殆どない。
はずなのだけれど。
この友人に関してはいつも特別対応だ。いつでも。
それは多分、この友人と過ごすことの絶対的な心地よさによるのだろうと思う。
心地よさと安心。
受け容れてもらえて、そして相手のことも理解できるという感覚。
理解しようと努力しなくても理解できる。その貴重さ。
そして友人は、おそらくいろいろな人たちに心地よさを提供できる、稀有な人材だ。だから彼のまわりにはたくさんの人が集うのだろう。私を含めて。
ダイビングのこと、共通の友人のこと、仕事のことなどを話す。
友人は途中から記憶こそなくしていないようだけれど明らかに眠そうになったので、2時前に解放する。
無理して飲まなくたっていいのにー。
と言い合いながら、それぞれのタクシーに乗る。
忙しい中でも、会えてよかったと思う。
とても楽しい時間を過ごせたから。
帰りのタクシーのなかで。
宿命的に車に弱い私は、激しい車酔いとたたかう。
本気で気持ちが悪くて泣きそうになりながら。
再び考える。
選択について。
さて明日は宮古ダイビング打ち上げ。
多忙な人たちなのに全員が参加できるらしい。珍しい。そして素晴らしい。
今夜は粛々と仕事をし、胃を休めておかなくては。