昨日、両目を負傷したことを日記に書いたところ。
各方面から、なぜ液体洗剤が両目に、しかも大量に入るのか?という疑問をいただいた。

後学のために(?)記しておくと。


その夜。私は液体洗濯洗剤アタックの詰め替えをキッチンのシンクでしていた。全部を注入し終わったところで、蓋をしようと容器を持ち上げたはずみにシンクに落とし。天板に当たった衝撃で中の液体が飛び出て、それが両目を直撃したのだ。
もう本当に。痛かった。いまも痛い。


明るいものが見れないので、今日はサングラスをしながら仕事をしている。
会社の風景としては、これはかなりおかしい。


さて昨日。
パソコンを見ないこと、と病院で言い渡されたので、
会社にいても仕方がなくなったため、有給休暇とし、1時間で退社する。
木・金と休んだばかりだけれど、これ幸いとばかりに。


なにしろ目が痛いだけでからだは元気。
そこで一気にたまっていた用事などを片付けることに。


まずは美容室に行くことに決める。
しかし担当の美容師さんが空くまで間があったため、美容室の比較的近くにあるラルテミス・ペティアント でランチをする。
しばらくラルテミスに行っていなかったので、ずっと気になっていたのだ。
ランチにお邪魔するのははじめてだけれど、実験的なメニューをたくさん食べられる。満足。
かぼちゃの冷製スープののどごしがいい。鮭を使った魚料理もおいしい。


食後に通りがかった〝むす美 〟というお店が気になり、ふらりと入る。
風呂敷や紬のハンカチなど和のきれいな小物がたくさん並んでいる店。
聞けば京都和文化研究所のアンテナショップだそう。
小紋のポーチとハンカチを衝動買いする。
黒に赤や白、グレーの大きな水玉を散らした、友人曰くてんとう虫のような色合いのかわいらしいポーチと、青を基調とした朝顔の柄のハンカチ。どちらも夏らしくてとても素敵。
素敵だなあと思いつつ、暦の上ではもう残暑に近づいてきていることに愕然とする。
ずっと待っていた夏が半分も過ぎてしまっている、そのことに。


美容室ではさんざん宮古の話をし、10月まで休みが取れないという担当美容師Mさんを羨ましがらせ、アシスタントの女の子や男の子と恋愛話で盛り上がる。


夕方には。一緒に宮古に行った友人のひとりがやはり有休をとっていたことが判明したので、明るいうちから飲もうと、二子玉川で待ち合わせる。


高島屋の屋上をぶらぶらと散歩する。
そこは小さな庭になっていて、吹き抜ける風がとても気持ちいい。


高島屋の裏にあるお店でゆっくりと飲み、食事をする。
有機野菜をたくさん使った和食のお店。
全体的においしく、盛り付けも美しい。お店の雰囲気もいい。
なによりスタッフの方の感じがとてもいい。
しかし。梅酒とミモザを一杯ずつ飲んでしまったためアルコール限界量を超え、お店の名前をすっかり忘れてしまった。心残りなことに。


友人とは。
夕方から大量に食べて飲みつつ。
私が一日先に宮古を経った後の、残りの日程に起こったことなどを、写真を見ながら聞く。
ダイビングのこと、イントラの芸風のこと、食事のこと、ドライブのこと、もずくそばのこと、展望台のこと、帰りの飛行機のこと。
相当楽しかった模様ですっかり羨ましくなる。


今回の旅がとても楽しかったことに共感しあい、
〝遅れてきた青春〟をテーマにこの夏を楽しもうと言い合う。
気がつけば残暑が近いこの夏を。


そんなこんなで。
目はかなり傷むけれど。
期せずしてなかなか楽しい有給休暇。
負傷の恩恵をたっぷり享受する一日。


ああそしてこんなふうに日記を書いてしまったけれど。
パソコン、まだあまり見ちゃいけないんだった・・・。