いよいよ来週に迫った宮古ダイビング。

昨日は新しいダイビング・コンピュータを衝動買いし、今日は旅に備えて機材や持って行くものの準備などをしている。


ログブックを見たら。
最後にダイビングに行ってから3年が経っていて驚いた。


いま。とてもドキドキしている。
ブランクダイブに対する怖さ、ではなく(私は何年ブランクがあってもいきなりふつうに潜れてしまうのだ)、海に入れると思う高揚感で。


一時期はサーフィンもやっていたので、海のことはunderwaterもsurfaceも少しはわかる。そのどちらの魅力も。


だけれども。
やっぱり私はダイビングが好きだ。
海につつまれる、その感じ。
上にも下にも横にもなんにもない、その感じ。


人間は、ふだんは地上のものしか見えない。
でも海の中にも同じように世界が広がっていて。
そして同じ海は世界中どこにもない。
同じ海のポイントでも、潜る時間によって見せる顔は全然違う。


最後に潜ったのは、エジプトのredsea。
カイロに行くだけで十数時間かかり、そこからさらに国内線で数時間の長旅。


シャルム・エル・シェイクというリゾート地に泊まり、ボートダイブをたくさんした。
ヨーロピアンがバカンスに来るそのリゾート地には、そのときはたまたま日本人が私ひとりしかいなくて。晩ご飯はちょっと淋しかったけれど、でも楽しかった。サービスで働くエジプティシャンたちは女の子が大好きで、でもしつこくなくて、陽気で明るかった。


そして何よりも。海が素晴らしかった。
これまであちこちで潜ってきたけれど。
もっとも好きな海のひとつに入る。


折角エジプトに行くんだからと、ついでにピラミッドも考古学博物館にも立ち寄ったけれど。
私はそれよりもずっと。
あの美しい海が忘れられない。本当に美しかったのだ。本当に。


シャルム・エル・シェイクは。
今回、いたましい事件が起こった場所だ。
あのきれいでのどかなリゾート地で…と思うと、とても悲しい気持ちになる。
亡くなった方のご冥福と。怪我をされた方々が無事であらんことをお祈りしたい。