ぞくぞくする。
吐き気もひどい。


そんなわけで、今日は早めに帰ってきた。
といっても会社を出たのが22時頃だから決して早いとは言えないんだけれど。


いま抱えているプロジェクトの関係で、会社を休むわけには本当に本当にいかないのだ。
休めへんの?と電話がくる。
休みたいんだけどね。本当は。本当はね。だけど。


風邪かなあ。


病は気からとは言うけれど。
でも具合がいいふりをしたって、このこみ上げる具合の悪さはいかんともしがたいのだ。本当に。


だいたいにして、私は日頃はめっぽう丈夫で、まわりが風邪を引こうとインフルエンザで倒れようと、全然、具合が悪くならない。
だから今年の冬、インフルエンザが蔓延していたときは
悔しくなってインフルエンザのふりをして休んでみたりもした。
前日から軽く咳なんかして、仕込みまでしておいて。


というわけで。
今回も、風邪じゃないといいんだけど。


大学の後輩が、ひどい風邪を引いて寝込んでいる。


しかも彼は、私が最近話題にした、不治の病のひとが主人公のある小説を早速買ったそうで。

私としてはそのビビッドな反応はとても嬉しかったんだけれど。
でもこともあろうに、その本を病院の待合室で読んで、だいぶ気持ちが滅入ってしまったらしい。
なんだか悪いことをしてしまったようで。心配になる。


早く良くなりますように。