昨日は友達と21時過ぎから飲みに行く。
恵比寿で飲もうということになり、ひとしきりぶらぶらしていたら、焼き魚の香ばしいにおいが流れてきた。つられるようにそのお店へ。
魚が焼かれるにおいというのは、どうしてこんなにひとを刺激するのだろう。
彼女も私もくらくらするくらいお腹が空いていたため、たくさんの魚を焼いてもらう。
彼女とは、もう10年以上の付き合いになる。それも極めて濃密な部類の。
私のなかではすっかり友達の域を出てしまっているため、友達という言葉を冠するのが面映い。そんな存在。
昨日もいろいろな話しをした。
笑いすぎて喋りすぎて、声が出なくなるくらいに。
大学時代のこと、仕事のこと、これからやりたいこと。
好きなこと、嫌いなこと、大切にしていきたいこと、見えてきたこと。
そんなことを。
なかでも驚いたのは、彼女がいま仕事をしている人が、
私のこれまた極めて仲の良い友達だったこと。
ひととひととは繋がっている。
ひとは地球上のすべてのひとと出会えるわけではなく、
縁のあるひととの縁をどんどん深めていくものなのだ。
そんなことを実感する。
そして二人で、いい夜にたくさん乾杯をする。
私は途中からソフトドリンクだったけれど。
場所をうつして、店を出たのが4時を過ぎた頃。
空には朝の気配。
今日からはじまる一日に、もう一度乾杯したくなる。そんな日。
photo by kochi.