私はお酒がほとんど飲めない。
人生の半分以上損をしていると、これまで軽く100回は言われてきたけれど
アルコール分解酵素が異常に少ない体質なのだから仕方がない。
でもお酒を飲むこと自体は嫌いじゃないし、
特にバーで飲むのは大好き。
というわけで、今日は好きなバーの話をしようと思う。
ホテルの上にある夜景がきれいなバーもいいし、
おしゃれでスタイリッシュなバーも好き。
ソファでゆったり飲めるバーも悪くない。
でも私が東京で一等好きなのは、新橋にあるバー、タランガ。
SL広場の正面、キムラヤを右手に数軒浜松町方面に歩いたところにある寿司屋の3階。
ここのマスター、通称アントン/本名潤さんが最高にいいのだ。
ちなみになぜアントンかというと、彼の一軒目のお店が“アントン”という名前だったから。そしてアントンはマスターと呼ばれるのが大嫌い。
アントン/潤さんと軽口を叩きながら、サッカーの話をしながら、
あるいは悩み相談に乗ってもらい、時には説教をされながら、
素敵においしいカクテルを飲む。
カクテルといえば。
私はどのバーでも、たいていフローズンのお酒をアルコール薄めに作ってもらうことにしているのだけれど。どのお店も、絶対に私が求めるのよりも濃いカクテルを出す。絶対に。
ただ唯一彼だけが、私がいつまでもほろ酔い程度でいられる、私にぴったりの最高においしいお酒を作ってくれるのだ。それも初めて行ったときから。
もう一軒、麻布に私の体質をきちんと理解し、適した分量のお酒を作ってくれるバーがあったけれど、そこはもうなくなってしまった。残念ながら。
そんなことは、もしかしたら単なる偶然かも知れないけれど。
アルコールけちっただけですよ、なんて彼は言うかも知れないけれど。
でもお客が求めるものを、ただの一度の狂いもなくきちんと提供し続けられるということは、バーテンダーとして最高の資質なのではないかと、私は思う。
限りなくゆるいバリテイストの店内、その居心地のいいカウンターでのんびり飲む。
あまりに居心地が良すぎるから、今夜もタクシーまたは始発覚悟で。
#タランガ[新橋]
人生の半分以上損をしていると、これまで軽く100回は言われてきたけれど
アルコール分解酵素が異常に少ない体質なのだから仕方がない。
でもお酒を飲むこと自体は嫌いじゃないし、
特にバーで飲むのは大好き。
というわけで、今日は好きなバーの話をしようと思う。
ホテルの上にある夜景がきれいなバーもいいし、
おしゃれでスタイリッシュなバーも好き。
ソファでゆったり飲めるバーも悪くない。
でも私が東京で一等好きなのは、新橋にあるバー、タランガ。
SL広場の正面、キムラヤを右手に数軒浜松町方面に歩いたところにある寿司屋の3階。
ここのマスター、通称アントン/本名潤さんが最高にいいのだ。
ちなみになぜアントンかというと、彼の一軒目のお店が“アントン”という名前だったから。そしてアントンはマスターと呼ばれるのが大嫌い。
アントン/潤さんと軽口を叩きながら、サッカーの話をしながら、
あるいは悩み相談に乗ってもらい、時には説教をされながら、
素敵においしいカクテルを飲む。
カクテルといえば。
私はどのバーでも、たいていフローズンのお酒をアルコール薄めに作ってもらうことにしているのだけれど。どのお店も、絶対に私が求めるのよりも濃いカクテルを出す。絶対に。
ただ唯一彼だけが、私がいつまでもほろ酔い程度でいられる、私にぴったりの最高においしいお酒を作ってくれるのだ。それも初めて行ったときから。
もう一軒、麻布に私の体質をきちんと理解し、適した分量のお酒を作ってくれるバーがあったけれど、そこはもうなくなってしまった。残念ながら。
そんなことは、もしかしたら単なる偶然かも知れないけれど。
アルコールけちっただけですよ、なんて彼は言うかも知れないけれど。
でもお客が求めるものを、ただの一度の狂いもなくきちんと提供し続けられるということは、バーテンダーとして最高の資質なのではないかと、私は思う。
限りなくゆるいバリテイストの店内、その居心地のいいカウンターでのんびり飲む。
あまりに居心地が良すぎるから、今夜もタクシーまたは始発覚悟で。
#タランガ[新橋]