名店の呼び声高い、ル・マンジュ・トゥー。
これまで、興味を持ちつつも足を運んだことがなかったのだけれど、
友人と自分の誕生日祝いということでついにお邪魔することになった。
牛込神楽坂から10分弱歩くだろうか。
ル・マンジュ・トゥーはひっそりとした住宅街にひそやかにある。
全部で十数席しかない、とても小さなレストラン。
ドアを開けると、ふんわりとあたたかい気配が流れてくる。
ところで、このレストランにはメニューがない。
予約を入れる時に、苦手な食材やアレルギーについて聞かれる。それだけ。
いったい何が出てくるのか。
今日はどんな夜になるのか。
大きな期待と、そして同じくらい大きな不安を胸に料理を待つ。
しかし最初のプレートが運ばれ、ひとくち味わった段階で、
もうこのシェフを信じよう、今夜は料理を楽しもう。
そんな気分になった。
そしてその思いは最後まで裏切られることなく続く。とても素晴らしいことに。
前菜はホタテのソテー。人参のグラッセを敷いてある。目にも鮮やか。
次はホワイトアスパラガスを焼いたもの。とてもシンプルだが深い味。
魚料理は平目。このソースが絶品。絶品という言葉はこういう時のためにとっておかないといけないと思わせられる。
メインの肉料理はスペアリブ。濃厚な赤ワインベースのソースは本来なら苦手とするところだけれど、力強いのにクセが強くなく、しかし香りが高く、するすると食べられてしまう。
口直しのデザート、メインのデザートも素晴らしくおいしい。
ひとつひとつの素材、付け合せ、ソース、そして全体の構成。
どれをとっても必然性があり、味わい深い。追求された料理たち。
ここまでとは、正直思っていなかった。
シェフ谷さんに感謝。
そして最後まで気持ちのいいサービスをしてくださったスタッフの方にも、
心から感謝したい。
またひとつ、幸福なレストランに出会えた夜。
#ル・マンジュ・トゥー[牛込神楽坂]
これまで、興味を持ちつつも足を運んだことがなかったのだけれど、
友人と自分の誕生日祝いということでついにお邪魔することになった。
牛込神楽坂から10分弱歩くだろうか。
ル・マンジュ・トゥーはひっそりとした住宅街にひそやかにある。
全部で十数席しかない、とても小さなレストラン。
ドアを開けると、ふんわりとあたたかい気配が流れてくる。
ところで、このレストランにはメニューがない。
予約を入れる時に、苦手な食材やアレルギーについて聞かれる。それだけ。
いったい何が出てくるのか。
今日はどんな夜になるのか。
大きな期待と、そして同じくらい大きな不安を胸に料理を待つ。
しかし最初のプレートが運ばれ、ひとくち味わった段階で、
もうこのシェフを信じよう、今夜は料理を楽しもう。
そんな気分になった。
そしてその思いは最後まで裏切られることなく続く。とても素晴らしいことに。
前菜はホタテのソテー。人参のグラッセを敷いてある。目にも鮮やか。
次はホワイトアスパラガスを焼いたもの。とてもシンプルだが深い味。
魚料理は平目。このソースが絶品。絶品という言葉はこういう時のためにとっておかないといけないと思わせられる。
メインの肉料理はスペアリブ。濃厚な赤ワインベースのソースは本来なら苦手とするところだけれど、力強いのにクセが強くなく、しかし香りが高く、するすると食べられてしまう。
口直しのデザート、メインのデザートも素晴らしくおいしい。
ひとつひとつの素材、付け合せ、ソース、そして全体の構成。
どれをとっても必然性があり、味わい深い。追求された料理たち。
ここまでとは、正直思っていなかった。
シェフ谷さんに感謝。
そして最後まで気持ちのいいサービスをしてくださったスタッフの方にも、
心から感謝したい。
またひとつ、幸福なレストランに出会えた夜。
#ル・マンジュ・トゥー[牛込神楽坂]