長男であることに重きを置く義父
帰省する度、
「◯◯家の長男だから」
という言葉をよく耳にしました。
それは、長男A(私の息子)に対して言ってる時もあれば、夫に対しても言ってる時もありました。
Aは帰省の時に言われるだけなので、気にしてなかったと思いますが、夫は子どものころからずっとそう教育されてきたのでしょう。
家を建てる時も、
私は1階に広いリビングを作りたかった。
でも、夫は1階にはどうしても和室が必要だと言い張りました。
それは、
将来自分の両親を呼んで一緒に住むためです。
俺は長男だから両親の面倒をみなければいけない。
と。
和室、2階でもいいんじゃない?
いや、年をとったら階段を登るのも大変だから
確かに…
でも、そもそも義両親が長年住み慣れた土地を離れて私たちのところに来るのか疑問…
まだまだ先の話だし、どうなるかわからないじゃん。
この家にずっと住むかもわからないし、
もしそうなればリフォームして1階に和室を作るとかは?
結局、夫は譲らず、1階に和室を作ったのでした。
お盆とお正月の帰省のときも
いつも義実家優先で帰ります。
私は、結婚してからお正月に自分の実家で過ごしたことはありません。
ある時、
たまには私の実家にお正月帰りたい。
と、夫に言ったことがありました。
すると夫からこう言われました。
お前はもう結婚して◯◯家の人間になったんだから、◯◯に帰るのが当然だ
と。
頭の硬いジイさんがいいそうなセリフ。
夫30代の頃の話です。
これはモラハラとは言わないのかな。
義父そっくりです。