花を投げる男 / flower bumper
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参考：実物 (2003年)
これを見てどの様に感じますか？
今にも火炎瓶を投げつけようとしている
格好の男性
ですがよく見ると
手には可愛らしい花束を持っています
バンクシーはなぜ彼に花束を持たせたのでしょうか？
芸術の世界って
文字からではなくて
絵を見て、その絵から感じることに
意味があると思ってます
感じ方に正解がないんです
その人が感じたとったものが正解
だから十人十色なんです
バンクシーは反逆者
反逆者と聞くと
悪いイメージがあります
ところが、バンクシーが
この絵を通じて表現したかったのは
暴力やテロに対する反逆
つまり、平和を求めるバンクシーの気持ちの表れ
なのです
これから記載することを一緒に想像してみてください
•覆面の男が火炎瓶を投げつける世界について
どんなイメージが湧きますか？
危なくて汚くて怖くて
悪いことしか生まない世界になりそうじゃないですか？
そんな絵を描いたところで
誰が幸せになるのだろう
一方
もしバンクシーが平和への祈りを込めて描いたように
•覆面の男が花束を投げつける世界について
どんなイメージが湧きますか？
争いが無くなり、
全ての覆面の男性が火炎瓶の代わりに
花束を持って歩いていたら
幸せな世界に変わっていきそうな
感じがしませんか？
火炎瓶のない世界で男性が花束を持っている世界は
いいことしか起こりようがない
「だから火炎瓶ではなく
花束を持とうよ」
と世間にそむいて逆らっていたんですね
私はそんな平和への祈りを込めた
バンクシーが望み、描いていた未来や
この絵を通して伝えたかった反逆者的な考え方が
とても素敵だなあと思うのです
悪いことしか生まないことだったり
いいことしか生まないこと（大切な人を大切にする）だったり
どちらかだったら
意識的に良い循環になる方を選びましょう
人を傷つけるものより、花束を与えましょう
バンクシーもそんな世の中を心から望んでいたんだろうなあと伝わりますよね
色んな思いを抱えて
それを表現してきたんだなあと
バンクシーの表現方法が
わかってきたかと思います
バンクシーのこと、どう思いますか？
長くなってしまったので今日はここまで
ではまたね
