先日、腹膜偽粘液腫でずっと闘病してきた方が旅立たれました。


その方とは、以前病院でお会いしてから、メッセージの交換を続けてきましたが、コロナ禍もあり、その後は一度もお会いできないまま、別れの日が来てしまいましたショボーン


私は最後にお会いして、ありがとう、いままで本当に頑張ったね。お疲れ様でした…と、どうしてもそれだけお伝えしたく、ご家族にお願いして会いに行かせて頂きました。


その方は生前、「私は死ぬのは怖くないんだけど、スピリチュアルな意味ではなくて輪廻転生を信じてるの。今度生まれ変わったら何になるのか考えるのが怖い」と言っていました。


その時は、輪廻転生ね〜、私もそう思うな。で終わってしまったけど…


後から振り返ると、

今度生まれ変わっても、こんな辛い思いをするのは二度と嫌だ…

だから、来世の事を考えると怖い、と言われていたのか、今となってはそう思えてしまう…汗うさぎ


でも、あれだけ辛い思いをしてきた人だもの。今は、痛みから解放されて、好きなものをお腹いっぱい食べて、大好きなご家族を見守っていると信じたい。

うん、神様が見ておられないはずはない。


輪廻転生で、今度も長生きしても100年かそこらの「人」に生まれてくるのか、それとも、これから何百年も生きられる杉に生まれてくるのか、もしくは、7、8年孤独に土の中で過ごし、やっと出てきたら10日であの世に戻る蝉なのか、何に生まれ変わるのかは誰もわからない。


生まれてくる前の事を覚えている人ってたぶんいないと思う。


だから、とりあえず生まれてきたら、与えられた生を一生懸命生きるしかないんですよね。


改めて、ありがとう。あなたのことはずっと忘れません。