ニューヨーク、アイラブユー
・監督: チアン・ウェン 、ミーラー・ナーイル 、岩井俊二 、イヴァン・アタル 、ブレット・ラトナー 、アレン・ヒ
アレン・ヒューズ、シェカール・カプール 、ナタリー・ポートマン 、ファティ・アキン 、ジョシュア・マ
ーストン 、ランディ・バルスマイヤー
・出演:オーランド・ブルーム、クリスティーナ・リッチ、ナタリー・ポートマン、クリス・クーパー、アンディ・
ガルシア、レイチェル・ビンソン、アントン・イェルチン、オリヴィア・サールビー
11人の監督がニューヨークを舞台に様々な男女の物語を描き、1つの作品とした。ニューヨークが舞台が舞台というのは共通しているが、物語には繋がりはなく、「バレンタインデー」や「ニューイヤーズイブ」とは全く違う。
お洒落な映画という感じで、内容はあまり共感できなかった。1つの作品が長くても15分前後で、共感する前に終わる、あるいは内容をそもそも理解できないものも多い。
もちろん気に入った作品もいくつかある。岩井監督が指揮したオーランド・ブルームとクリスティーナ・リッチの作品は良かった。電話でしか交流しない二人を描き、最後二人が会うシーンもドキッとさせれる。
アントン・イェルチン、オリヴィア・サールビーの話もアメリカらしいプロムが舞台で面白い。ラストは明るい驚きが待っている。
クリスティーナ・リッチはとりあえずかわいい。オーランド・ブルームもとりあえずかっこいい。こんな感じで出てる俳優を楽しむ映画でもある。意味が分からない話はあまり好きではないが、いくつも話があるのだから気に入った作品も1つはあるはずだ。
ナタリー・ポートマンは坊主頭で出てきたが、本当に刈ったのだろうか。