P.S.アイラブユー
・監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
・脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ、スティーヴン・ロジャース
・出演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラーまさに愛、そう感じる映画である。突然夫のジェリーを失い、途方に暮れるホリー。呆然と暮らす中、突然夫から消印のない手紙やプレゼントが届くようになる。手紙の指示通りに街に出たり、ライブに参加したりして次第に元気になっていくホリー。そして彼女は手紙に従い、ジェリーの生まれ故郷のアイルランドへ行く。そして最後の手紙を受け取ると、手紙を届けていた人の正体を知る。
良い話だった。冒頭は喧嘩ばっかりで、仲が良いとは思えなかったが、亡くなった時のホリーの表情はほんとうに愛していたんだなと実感した。ジェリーがめっちゃ面白くて、亡くなった後に手紙を読み上げたり、回想シーンで出てくるだけなのに一番存在感がある。ホリーも全力で歌を歌ったり、有jんたちと喧嘩するようになったり、徐々に元気になる姿がよく表現されていた。
最後、手紙を届けた人の正体がホリーのお母さんと分かったときは乾燥した。早く夫を忘れろと叱咤激励していたのに、なんだかんだジェリーを大切に思い、ホリーにもジェリーの思いを伝えたかったんだね。