当たり前の風景、当たり前の時間が目の前にあることが
どれだけ貴重なのかと考えさせられるこの数日。
強い気持ちも持てず、でも周りには気を遣われているであろう
被災された多くの方々の気持ちにどう寄り添えばいいのかと
考えさせられます。
私が真っ先に思うのは、障害児者のこと。
自閉症の息子の日常は、当たり前のことだらけだから。
多少融通は利くようになったけど、当たり前が通らなくなると
不安でやり場のない気持ちが溢れてしまう・・・。
見通しが持てないと落ち着きがなくなってしまう。
細かい情報を待ちながら、支援できること、支援されるなら
ということまで考えていかないと・・・。
次に思うのは高齢者のこと。
デイサービスで働き始めて10か月、台風の日も時間を
短縮して受け入れていました。
「休みじゃないんだ・・・」と最初思っていたけど、デイでしか
お風呂に入れない人もいるし、お昼ご飯もあるし。
送迎は雨でビシャビシャだったけど、よかったな~と
思いました。
日々接していて思うのは、申し訳ないと思っている方々の
多いこと・・・・。
災害が起こると尚更そういう気持ちが大きくなるんじゃないかと。
少しでも一時でもホッとできるところがあるといいな。
日常の風景、当たり前の時間を取り戻すには、まだまだ
見通しが持てないと思います。
多くの方々に平穏な日常が戻ることをお祈りしています。