先週のことになりますが、西大巓(にしだいてん)に登ってきました。
去年の同じ2月の3連休、私の雪山登山デビューがここだったのですが、今年もまた行ったのです。
メンバーはお馴染みくりけん隊長と、隊長のバイク仲間の栃木からいらしたファミリー、私ら夫婦、の6人。小学生の女の子も一緒。若い子がいるだけでなんか新鮮で嬉しい楽しんでくれるかな。
今回も北塩原村のグランデコスキー場から登る。
リフトが動き出す8時半頃、到着。
西大巓へ登るにはまずゲレンデトップまで、ゴンドラもしくはリフトで行くので、リフト券を購入。3連休で天気も良いからか、長蛇の列。
去年は往復分買わなきゃならなかったけど、今年は帰りは無料。
それが、たまたま前に並んでいた人がスタッフに、登山するにはどのリフトに乗ればいいのか、チケットは何枚買えばいいのか、と尋ねていたのだけれど、スタッフの人が全然わかっていなくて答えられないのね。で、そういうとき黙っていられないオバチャン気質の(気質というかそのものですが)ワタクシ、しゃしゃり出て、これこれこうですよ、と説明し、というわけで往復で4枚買えばいいんです!と得意げに結論づけたら、スタッフの子が、あ!今年は帰りは無料です!とな。
えーっ早く言ってよ。往復分買うところだったじゃないかと、なりましたとさ。
グランデコ、登山客向けの案内も、もうちょっとわかりやすくどっかに書いておいてほしいな。
そんなこんなで、ようやくリフト2基を乗り継いで、登山開始。結局10時くらいになってたかな。
ゴンドラは混んでいるのでリフトで行くのがおすすめです。
去年はもう1基使えて、さらに上まで上がれたのだけど、今年はそのリフトが運行しておらず、樹林帯に入る前にゲレンデを1つ登らなくてはいけない。
結構な急斜面をひたすら登る。
もう、完全に下向いちゃってます
景色楽しむ余裕もなく、黙々と登る。
ゲレンデ逆走マラソンの真冬バージョンみたいな感じ!
30分くらい登って、ようやく樹林帯へ。
同じ登りでも、樹林帯を歩くのは楽しい!
トレースばっちり付いているのでとても歩きやすいです。
本当はこの木、何mくらいの高さなんだろうなー?とか思いながら、いろんな形の雪の造形を楽しむ。
頂上が見えてきた。
えっちらおっちら登るよー。
山頂でお昼にします。(写真ナシ)
向こうに見えるは西吾妻山…
でも、山頂はガスったり晴れたり天気が変わりやすかったので、天気が悪くなる前に帰ろうかと、下山する流れに…
西吾妻山、行きたかったけど、まぁこの時点でじゅうぶん満足だったので、ヨシとする。
下りは、急なところで踏ん張れずに何度か尻もち。でも雪の上なので痛くないし、むしろ滑って降りてしまおうと、こんな感じに。楽しい~。
なんか、うなだれている人、みたいな
楽しかったー。降りたくないよー。
ゲレンデまで降りたら、動いていない第4クワッドリフトの終点でスタッフさんが雪下ろし中でした。
このあとは、スノースクート組と、ソリ組、歩き組に分かれ、最後はゴンドラに乗って、無事降りてきました。
登り2時間、下り1時間、くらいだったかしら。
余力はあり、ヘトヘトでもなく程よい疲れ具合。
帰りに寄った温泉で、アンケートに答えると何と飲み物1杯サービス!生ビールいただいちゃいましたドライバーのお二人、ゴメンねぇ
2度目の雪山登山。天気が良かったので、危険な目に合うこともなく、楽しかった~!
今度は山形側から登りたいねー、と話しながら。
天候と装備さえ間違わなければ、雪山のほうが登りやすいな、と思った。ドロドロの泥濘や岩場やヤブがないので、とても歩きやすい!
なーんて、去年、初めて行くときは、遭難するんじゃないかと本気で怯えていたのに、ちょっと登ったくらいで調子に乗ってます
いやいや、これからも、どんなときも、山は慎重に行かなくちゃねー。と、自分に言い聞かせる。
装備と言えば…
私はスリーシーズン用のトレッキングシューズしか持っていないので、それにメリノウールの分厚い靴下履いて、スノーシュー履いたけど、今回足先が若干冷たかったな。耐えられないほどではなかったけど、もしもっと悪天候だったりしたら致命的。
やっぱり冬用の登山靴が欲しいなー。
で、そうすると12本爪のちゃんとしたアイゼンが使えるので、それもほしい。
んで、スノーシューも、今シーズン、買ったばかりだけど、あまり吟味せずにネットで買えるものを取り急ぎ買った感じだったから、使ってみるとやはりいろいろ不都合があって、また買い直したくなった。
去年、かなり散財して、ザック(20リットルと45リットル)、シュラフ、トレッキングシューズ、スノーシューとか諸々購入し、これで山のギアひととおり揃ったからあとはもういいかなーと、思っていたのだけど、全然そんなことはなくて、次から次へと欲しいものが出てくるのなんでー??
まさに沼!!ハイクの沼にハマってます笑
『がんばってはたらくべし!』byころくん。
そうね…働くしかないのね