朝から促進剤の点滴が始まったんだけど、全然きかなくて、お昼頃から、ようやくおなかが痛くなりだした。
30分ごとに、看護婦さんが「どう~?」って様子見にくるんだけど、「痛いです」って言っても、なんか不満げ。
点滴の数値を上げて出ていく。
それが夕方まで繰り返された頃には、2分間隔でズドズド激痛に襲われるようになった。

「また、点滴の数字あげてくわね~」って出ていこうとした看護婦さんに、
「も、もう、かなり痛いんですけど…。まだ、だめなんですか…?」って息も絶え絶えに聞くと、
「まだまだ。もっと、七転八倒してくれないと。」ってニッコリされた。

『七転八倒』…
あったよな~、そんな言葉…
ちょっと意識が遠くなりかける。

あとから聞いたけど、ナースステーションではこの頃、今日は無理っぽいって諦めムードだったらしい。
子宮口は6センチまで開いてきてたけど、赤ちゃんが全然おりてきてなかったらしくて。
また、明日の朝からになりそうね~みたいな話が、ちらほら出てたらしい。

もし、ほんとにそんなこと言われてたら。

切腹希望!!
まちがいなし!!

ほんとは、この時点で、
「もう、切ってください~!!」
って言葉が喉元まで出かけてました。

このまま、わが子に殺される~!くらいの気持ちでした。



もうちょっと続きます…