「野菜スープを飲んでいる」

というと、

「美味しくないでしょ?」

と聞かれることが、よくあります。

 

ただ、普通の野菜スープと違って、20分ぐらいは煮込むので、野菜のもっている甘みとか旨みが十分溶け出すので、味は軽く塩でも大丈夫。20分近く煮るため、青野菜などはあまり美味しくなさそうな色になりますが、それには慣れました。トマトやかぼちゃをいれると赤と黄色が入って、見た目にいいです。

 

それでも夫は、「出汁いれて」というのですが、出汁を入れて煮込むと出汁の「あく」が強くなってしまうような気がするので、「かつおだし」など、とった出汁は、別にしておいて、飲むときに混ぜるようにしています。

 

前田先生の本によると、野菜の皮や種、へたなどには、抗酸化物質が豊富に含まれているということなので、最近では、切ったそばから、種や皮をだしパック用の袋に入れて、次の日のスープと一緒に煮ています。

毎週の血液検査の数値が励みになっているので、がんばっています。がんと闘う皆様は、ぜひ、お試しください。習慣になるとさほど負担ではなく、野菜の味がよくわかるようにもなりました。

 

昨日のスープのもと。

出汁パックには、ゴーヤやピーマンの種、もろへいやの茎、とうもろこしの皮を煮出しました。ひとつひとつの野菜に栄養学的にそれをする意味がどれほどなのかは、よくわかりませんが、とりあえず、野菜ならなんでも煮てみることにしています。