習志野捕虜収容所の講演会 | ナンザブログ

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81日に故郷、東習志野でビールに関する講演会があり、東習志野出身のクラフトビール醸造家として少し語る事になりました。



その昔、母校である小中学校付近がドイツ捕虜の収容所でした。収容所と聞くとなんだか負のイメージですが、ココの捕虜達が結構ラフな生活してまして、強制労働などはほぼ無く、暇すぎて演奏会、映画上映、演劇、家庭菜園、楽器造り、別荘造りなど、やりたい事をかなりラフにやりまくって居たわけです。そんな中で自ずと「やっぱ本場のビール呑みたいよね」となり、収容所公認でビール醸造まで始めるという始末。しかもこの時の収容所所長が西郷隆盛の息子というまさかの実話。


こんな面白い故郷の歴史を習志野市給食センター長であり、習志野史研究家の星氏ご指導のもとで研究して居ました。職業柄とビンテージ好き視点で当時の収容所ビールの研究をしているのですが、レシピもなければ、情報は何一つないので、パズルを解く感じです。面白いのは麒麟が黒ビールを発売する前にココでは濃色ビールが醸造されていたという事実や(とは言えエールですが)収容所内でビールの販売や支給が行われていて、賭事や祝いの度にガンガン流通して、ビールが潤沢にあったという事です。いずれはレペゼン東習っ子としてこのビールを復活させる予定でいます。と、まぁ、そんな様な事を語らせて頂こうかなと思っとります。当日は収容所内での音楽会の楽曲を演奏するなど色々あるようですね。



お金と時間がある方は是非東習志野でお待ちしてます~