大学受験の際、
指定校推薦をはじめとした、「推薦入試」を検討する際、
高校での成績はとても重要になります。
大学側が「評定4.3以上」などの指定をしている場合だけではなく、
募集要項に、高校での成績について、「優秀な」「極めて優秀な」という記載があれば、当然評定も見ているということです。
また、高校内での選考の際、
大学側が高校に対し、人数の枠を示している場合、
評定が高い人にチャレンジのチャンスを高校は与えるようになっていませんか?
よって、推薦入試を検討しているなら、
必ず、評定を気にして定期考査や日ごろの学習態度、
課題の提出などに取り組む必要があります。
「推薦入試」なんて受験するつもりは無い!!
という人でも、
評定は大事です。
なぜなら、奨学金などの応募の際、
1年生の採用基準には、高校時代の評定で審査される場合があるからです。
たとえば、
今回記事が上がっていた東工大
この奨学金の審査には、評定の基準があります。
女子学生枠 募集要項(2024年度)
https://www.titech.ac.jp/student-support/pdf/2024ohsumijoshi.pdf
募集要項によると、
応募資格の中に、
「学業成績が特に優秀(高等学校等の第1年次から申込時までの全履修科目の評定平均値が4.3以上相当)で、更に学業の発展向上が期待できる者。 」
とあります。
4.2じゃダメということですよね?
評定平均4.3以上という数字は、調査書のランクでは、Aランクになります。
このように、推薦入試は受けるつもりは無くても、
奨学金の申請には、高校の成績が重要になるケースがあるのです。