こちらの続きです。
令和4年度京都大学特色入試選抜要項が発表されました。
京都大学の特色入試ですが、
昨年度入試では、医学科の『飛び級入試』が話題になりましたね。
飛び級のためには、
国際科学オリンピックの数学、物理、化学、生物学の日本代表として、
世界大会に出場することが求められます。
そこで、
気になったのが、
今年度の科学オリンピック国際大会代表選考会で、
生物学オリンピックの、最終選考が中止となった影響です。
生物学オリンピックでは、
緊急事態宣言が延長となった影響により、
国内大会の成績で代表選考を行いました。
そこで、代表選考で挽回し、
代表を目指していた生徒の中に、
京都大学医学科の飛び級入試志望の生徒がいた場合、
どうなるのだろうかと気になっていたのです。
今年の募集要項を確認しましたが、
出願資格にはそのあたりの考慮の記載は見当たりませんね。
そもそも、評定も4.7以上無いと出願できませんし、
チャレンジする人はほぼいないと思うので、問題ないということなんだと思いますが、
もしも、今年の生物学オリンピックの代表候補だった現高2生で、
代表に選ばれなかった生徒の中に、志望者がいた場合、
出願資格が満たされないということになってしまうので、
あの選考会の中止は人生を左右してしまったということになる可能性があるのだと思います。