難聴を少しでも知りたい…!そういう方に読んで戴きたいと思い、このページを書きました。
【難聴情報】では
・私の調べた難聴情報を記します。
・わかり易かったサイト、書籍を紹介します。
※充分調査したつもりですが、もし間違った事を書いていたら、ご指摘お願い致します。
難聴とは〜難聴を感じよう
難聴かどうかは、どれくらい小さな音(dB)まで聴こえるかで診断されます。
健聴者 …0dB(25dB未満)
軽度難聴 …25dB以上40dB未満
中等度難聴…25dB以上70dB未満
高度難聴 …70dB以上90dB未満
重度難聴 …90dB以上
よくわからないので、dBを体感してみましょう。
①音の聴こえ方を知ろう
スマホに騒音計アプリを入れてみてください。
騒音計アプリの使用、凄くオススメです!
そして、騒音計にケーキと話しかけてみてください。大体60-70dBとなると思います。
次に、cakeと話しかけてみてください。
web○ioのお手本通りに!カッコ良く…!
Good job!!!
cake[kéɪk]のkの音は、かなり張り切って言っても30-40dB程度ではないでしょうか?
日本語のkも英語のkと音は同じです。
人によっては、軽度難聴であっても、
ケーキ → エーイ
と聴こえてしまうことでしょう。
更に、多くの先天性難聴者が該当する「内耳に障害のある人」には、水中にいる時のようにボワーンとしか聴こえなかったり、音の高低が逆転して聴こえてしまうこともあるそうです。
子音の聴こえ等に関しては、こちらにわかりやすく図解されています↓
https://hochouki.soudan-anshin.com/cont/sensorineural-hearing-loss/
②dBのイメージを掴もう
まず、家の中で騒音計アプリを起動して、色んな音を聴いてみましょう。
洗濯機、テレビ、電子レンジ…
玩具のガラガラ、鈴、タンバリン…
次に、騒音計アプリを開いたまま外を散歩してみましょう。
小鳥のさえずり、水の音、車の走る音、自転車のベル…
だいぶdBのイメージが掴めてきたのではないでしょうか?
え?私の足音大きすぎ!
補聴器つけてお散歩したら、私の足音しか聴こえないんじゃない?
…と思うのは、私だけじゃないと信じている。
③読唇はできる?
最後に、鏡を見て下さい。
自分の口の動きを見ながら
「あ か さ た な」
と言ってみてください。
違いが分かりましたか?
私には殆ど分かりませんでした。
補聴器や人工内耳で充分な聴覚補助がないと、音声言語だけで暮らすのは、過酷なことでしょう。
難聴は治る?
聴神経とその周辺が原因の場合(感音性難聴)は治りません。
殆どの先天性難聴は感音性難聴なので、治らないと思ってください。
但し、20〜30年後には治療法ができる可能性もあります。
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/24297/
■備考
薬は開発に20〜30年かかるそうです。
もし今難聴のお子さんを育てられているなら、薬を使えるようになる前に、その子が大人になってしまいます。
また、臨床試験で効果が認められ、市場に出回る確率もかなり低いそうです。
ちなみに、アステラス製薬のFX-322は開発中止になってしまったという続報がありました。
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/25363/
■参考
遺伝性難聴でも、鍼灸院等によって巡りを良くすれば、多少改善されるかもしれないです※
お子さんとあなたの生活に負担にならない範囲で、行ってみても良いかもしれません。
なお、突発的難聴であれば、鍼灸院で治る可能性もあるようです。
ストレスや肩や首周辺の血行不良が原因の難聴なので、血行等の改善で治る可能性があるみたいですね。
※医師に先天性難聴が鍼灸院で治る可能性があるか聞いたら「絶対治らないから、そちらに行かないで」と言われました。
数年前に先天性難聴を治せる鍼灸院があると話題となり、途中で病院に来なくなってしまった子が何人も出たそうです。
大事な療養の時期を逃す子続発で、大問題となったとか…どうにかしてあげたい、という親の気持ちを利用した、悪質なやり口だと憤っていらっしゃいるらそました。
先天性難聴は、遺伝子に問題がある場合が多いそうです。
遺伝子に変異がある
→聴こえるためのタンパク質(聴覚関連の細胞)が作れない
→音が聴こえない
というメカニズム。
その子の身体にとっては耳が聞こえにくいことが正常なようです。
巡りを良くする鍼灸は、身体の異常を治すことが主体と考えられます。
「難聴」が正常である先天性難聴にとっては、相性が良くないのかもしれません。
遺伝子に関しては、またそのうち投稿します。
最後に
自分の子供が難聴と診断され、少しでも情報が欲しくてアメブロに辿り着いた方もいると思います。
私がそうでした。
このページは、そういう方の為に書いています。
情報を少しでも得ることで、難聴の育児とより良く向かい合うことができるのではないでしょうか。
難聴児子育て初心者なりに、得た情報をお伝えできればと思います。
今後、【難聴情報】の他、【補聴器】【人工内耳】などのテーマも書いていく予定です。
第一子が難聴児だった方。初めての育児で落ち着いて情報収集も出来ないと思います。
第二子以降が難聴児だった方。上の子の育児や赤ちゃん返りもあって、肉体的にも辛いと思います。
私の集めた情報が、少しでも皆さんのお役に立てる事を祈っています。
余計なお世話だったら、スミマセン