島津斉彬が遺した言葉に忘れられない言葉があります。 |
終わりもない自然界ですから、
当然、どんなに周到な準備を重ねても、
完全な準備が出来上がることもありません。
また、どんなに緻密な計算などをして、
計画、準備を進めたとしても、
それで上手くいくとは限りませんし、
十中八九は、修正が必要になります。
自然界の法則でもあり、
人間の思考の限界でもあります。
上手くいく確率が2割程度の自然界の法則の中では、
チャレンジは、勇敢にどんどんしていくことですし、
チャレンジをして、現象を起こし続けていくことで、
もちろん、思考の中でも情報が蓄積されて、
確度は高まっていきますが、
それ以上に、旺盛なチャレンジで、現象を次々に起こして、
思考が追いつかないほどにしていくことで、
潜在領域へのアクセスがしやすくなります。
思考が追いつく、ゆっくりしたテンポでやっていると、
人間はどうしても考え込んでしまいます。
どういう状況の中でも、
思考を手放して、閃きなどを引き出せるように、
また活用できるようになっていれば大丈夫ですが、
多くの場合、時間があると思考が働いてしまいます。
また逆に、閃きを引き出したり、潜在領域を活用する、
思感の活用ができていれば、
テンポ自体も自ずと速くなっていきますね。
思考ではなく、思感に判断を委ねるトレーニングも、
特に思考偏重の現代人には必要なことですね。
決断に勇気を持てないと考えているケースも多いですが、
自然界のメカニズムや法則を知っていれば、
常に不完全な状態でのチャレンジになりますから、
勇気を引き出すより、当たり前にチャレンジの頻度を、
高めていく習慣にしていくことが大切でしょう。
アスリートなどでも、
誰よりも成功を実現している人は、
同時に、誰よりも多くの失敗をしている人です。
失敗を怖れていては、成功を手にすることができないのが、
自然界の原理です。
大一番での決断力も、
日常の中で、常々養っていかなければ、
いざという時には使いものにはなりません。
また、恐怖心が高まる傾向は、
無理をすることによって起こります。
無理とチャレンジの違いを、
これも、日常の中で積み重ねて体得しておくことですね。
この違いをしっかり把握できていれば、
チャレンジは勇敢になれ、
無理はしない決断を勇敢に下せます。
あなたの素晴らしい才能、能力を、
十二分に発揮していくには、
また、本来の勇気を引き出していくにも、
自然界の原理をしっかり把握してください。
無理に勇敢であろうとすることなく、
自然にそうなっていけますね。
英明の聞こえ高く、その開明思想で西洋技術を導入、藩の富国強兵に努めました。
ペリー来航後、外交問題では幕府の老中阿部正弘と協力、また徳川斉昭・松平慶永らと結び、雄藩連合による幕政改革ん目指し、
洋学にも深い関心をもち、反射炉建設や、
特に下級藩士出身の西郷を抜擢し、
政治面では、斉彬の前である斉興時代とセットで考えないといけないです。