アクターズ・スタジオ・インタビューのHP:http://www.nhk.or.jp/bscinema/actors_studio/

これは、楽しみにしている番組ですが、不定期でホントに良く見逃しています殮 

でも、先日のドン・チードルはビデオをちゃんとセットしていました秊 

いや~、興味深かった…。ドン・チードル、最近いい作品に立て続けに出ていて、凄いぞと思っていたら、制作にも関わるようになっていて、今度は監督もするそうですよ。

舞台→テレビ→映画とアメリカではパターンになっている階段を上ってきたようですが、これだけの地位を築いた彼でも、「白人男性で20~40歳以外のチャンスはほとんどない」ようなことを言っていました。やっぱり、現状はそうなんですね…。厳しい世界です。

ホントにいろいろな役をやっていて、役作りも自然に自分の中で沸いて出てくるようです。ト書き読まず、自然に出る動きや表情を大切にしているようですよ。勿論実在する人にはいろいろと質問したそうです。「ホテル・ルワンダ」での支配人さんにも会って話をしたそうです。この役は、監督がドン・ルチードでやりたいと押していたそうです。デンゼル・ワタシントンなどいろいろと名前が挙がっていましたが、監督が「君でやりたいんだ。」って、率直に言ってくれたそうです。


ドン・チードルの話している印象では、そんな真面目な感じもしないし、とっても話もうまくて笑いをとってました。役のイメージとはちょっと違う感じがしました。どうやらお父さん(?)心理学者かなにかなのかな?ちょっとそんなことをインタビュアーが言っていました。でも、堅い感じは全くなかったです。高校生の頃はジャズに夢中だったそうです。

学生の質問にもホントに率直に話していました。いいことだけではなく、厳しいことも言っていて、好感が持てる姿勢でした。
今までこの番組を見てきて思ったことは、みんな俳優さんは、かなり早い段階で、俳優を目指し勉強していること。専門の学校に通って、理論を学んでいる人がほとんどです。で、下積みを積んでいる人がほとんどです。みんなそれぞれ苦労してるんですよね。

その辺の違いなのか、どうも日本の俳優との違いを感じます。ハリウッド映画だけでなく、韓国映画やドラマを見るようになって、特に日本の俳優のレベルってどうなんだろうと感じています。実力が全ての世界でないのは分かりますが、見ていて「ひどいなぁ…。」と思う日本の俳優は、多すぎます。キャラクターが先行しすぎて、内容が伴っていないです。段々上手くなればいいのですが、全く上手くならない人が多すぎる。周りは何も言わないのでしょうか。楽しみにしていたドラマも、あまりの役者の下手さ加減に見るのを止めたドラマは、結構ありますよ。少なくとも、最低限の表現力を身に付けてから、ドラマに出て欲しいです。