イノセンス


見ました。ずっと見たかったんですが、すっかり忘れてて思い出して借りてきました怜

公開前から、映画賞を獲るのではないかと話題の作品でしたが、結局獲らなかったですよね、確か…。

攻殻機動隊のストーリーの一つなので、楽しみにはしていましたが、“少佐”がちょっとしか出てないし、しかも姿が違うから“少佐”の感じがしない…。

私は、攻殻機動隊の話を全部見てから見たので、世界観を理解していたし、登場人物の関係も、分かっていましたから楽しめましたが、これを初めて見た人は、理解するのは難しいと思うけどなぁ…。

知っている私でも、このストーリーが「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の続きだってことも知らなかった…。それでもイマイチ話がつながらなかった…。

面白くなかったってことではなくて、世界観にのめり込めなかったんですよね。映画という一本勝負の弱点ですね。100分では、伝えきれないですよ。

でも、映画だからこそあのもの凄く綺麗な映像を作れたんでしょうね。ホント、恐ろしく凝っていて、綺麗でした。デジタル処理の部分と、セル画の部分とどっちが多いのでしょうね?


ところで、“少佐”は肉体を失ってしまって、ネットの世界に生きている状態なんですよね?不思議ですね、死んではいないけれど、生きている実体がないわけですから。攻殻機動隊を見ていると、自分の死の感覚が知らないうちに変化していることに、驚きます。まるで新興宗教のようだ秊 近い未来には、本当にこんなことになってしまうかもしれないのかぁ…。