若い頃はちょっと人とは違ったスピーカーユニットを購入し…


変わったエンクロージャを自作し、序でにネットを作成したりしていました。




まぁ何れも完成品と呼べるような物ではなく、素材の儘の試作品と云った物…


割と共通していたのはf特性とQ特性重視、moは小さくaを大きく採ってた!




市販品を分解しエンクロージャを入れ替えてみたり、ユニットを各々4発構成にしたり。



市販品も4発も10インチユニットを使用し、4発構成はコスト的にCORALを使用した。



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ウーファはCORAL 10L60B



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スコーカにはフルレンジのCORAL 4A-70



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トゥイータにもCORALHD-60



予算が許せばJBLのユニットも使いたかったが、予算的には精々スコーカだが…ちょっと4発じゃ?

と云う事で10インチウーファ4発にスコーカ4発、トゥイータは能率が高いから1発だけですけど!



次に取り掛かったのが15インチウーファで4343を意識した4WayシステムですがJBLは流石に無理!

仕方が無いのでスコーカにJBLのLE-5を使用し、他はCORALのユニットで固める事にしましたが…



当初は特性的に予算的にもぴったりのCORAL 15L-60を使用する予定でしたが運悪く丁度製造中止!

丁度在庫も捌けてしまったと…無いものは仕方ありませんので次を探す事にしましたが当然高い。



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当初購入予定だったCORAL 15L-60



次のターゲットは特性的に近いCORAL 15L-100予算的にもギリギリ許せる範囲だったからこれに…

アルニコマグネットで安価な15L-60を当てにしてネットワークでの4Wayを予定してたのに残念。



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CORAL 15L-100



ギリギリ許せる範囲だったから次のターゲットは特性的に近いCORAL 15L-101も考慮してたが…

性能的に能率が高過ぎる事がネックになり、他のユニットが追従出来ない事になってしまった。



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CORAL 15L-101



機種の定格
			CORAL 15L-60	CORAL 15L-100	CORAL 15L-101
方式			38cmコーン型	38cmコーン型	38cmコーン型
公称インピーダンス	8Ω 		8Ω、16Ω 	8Ω、16Ω 
プログラムソース入力	150W 		150W 		150W 
最低共振周波数		28Hz 		25Hz 		35Hz 
再生周波数帯域		fo~2.5kHz 	fo~2kHz 	fo~2kHz 
出力音圧レベル		96dB/W/m 	96dB/W/m 	100dB/W/m 
総磁束			315,000maxwell 	532,000maxwell 	500,000maxwell 
磁束密度		UNK 		UNK 		12,000gauss 
有効振動半径(a)		 16.7cm 	16.8cm 		16.8cm 
振動系等価質量(mo)	90g		110g 		90g 
Qo			0.32 		0.25 		0.28 
重量			8.2kg 		15.3kg 		9.5kg 
価格			¥37,500	¥53,000	¥63,000
			(1台、1980年頃)	(1台、1980年頃)	(1台、1980年頃)



この時に中域をホーンに変更する事も考えましたが如何せん高価過ぎて無理!


セクトラルホーンのAH-500のM-100ドライバでも当時は買えなかったしね!




JBL 375や175を使用するには余りに貧乏でCORALでもホーンは無理だったし。


結局15インチ(38cm)φと10インチ(25cm)φにスコーカとトゥイータ♪