亡国のイージス ほかけ鮨 | さすらう犬の生活

亡国のイージス ほかけ鮨

丸の内ピカデリーで亡国のイージスの試写を見た。
素晴らしい映画になった。

原作も素晴らしかったが、阪本順治監督の努力。
小滝プロデューサーの執念。
いずれもアタマが下がる思いである。

原作者の福井晴敏氏が舞台挨拶で
最近の日本映画はディズニーランドみたいでだと仰っていた。
ここから入って、
ここで泣いて、
ここから出てください。
みたいな。

この映画は荒っぽいところもあるが
何かを伝えられる映画であると。
まったく同感である。
問いかけているモノが重くシリアスなもので
息苦しい感じもするが
見終わるとスカッとしていた。

出演の真田、佐藤、中井、寺尾みんなよい。
吉田栄作も好演していた。
それぞれの意味がよく出ていた。


試写の前に、銀座ほかけで
急いで鮨。
矢崎さんに熱心に握っていただいた。
となりに我儘まるだしといった感じのオヤジ。

くたびれる。

まあ大急ぎだったので却ってよかった。

大雨で松坂屋で傘を買った。

終了後六本木。

六本木の局のプロデューサーと一緒。

話は面白く、優れた人である。
久しぶりにブランデーを飲んだ。