最近、「少食」を少しだけ心がけてます。(私の話です)
たまに朝食をジュースだけにしたり。
小松菜、スイカ、レモンのジュース。
ブレンダーで混ぜただけ。
ガン食事療法の必須アイテムの低速ジューサー、
我が家はありません。
この本は、私が興味があって読みました。
『食べない生き方』 著者/森 美智代
(写真再掲です)
森さんは二十代で脳が小さくなる難病、脊髄小脳変性症を患い歩くことも困難に。
どの医師にも匙を投げられ絶望の淵にいるとき、
甲田光雄先生だけが「治る」と言ってくれたそうです。
甲田先生
「お腹にガスが溜まってるのが原因や。
断食をして宿便を出すことができたら治るよ」
え・・・・宿便を出すだけで??と思いました。
断食といっても何も口にしないわけではなく、
干ししいたけと昆布でとった「すまし汁断食」。
西式運動法も並行して行ったそう。(西式運動法も本に掲載されてます)
最初からうまくいったわけではなく、何年もかけ難病を克服したそうです。
(※甲田先生のことは数年前私が体調を崩したとき色々調べて存じ上げてました。
八年前に先生が他界され、現在は甲田医院は閉院。
残念なことに、お弟子さんがいないので正式な甲田療法は今や受けれません。)
私も「あれは宿便だった?」という体験があります。
自宅で一日だけ断食をしたときに。(一日だけを断食と言えない?)
そのときは断食で宿便が出るという知識もなく、
お腹の調子が悪くなったんだと思い、それから断食はしてませんでした。
森さんは一日一杯の青汁生活を17年間続けてます。
それを実践するよう勧めてはいません。(私は無理です(^^;)
間食をやめる、少し量を減らす、健康のために食べ過ぎないようにすること。
誰でもできる「少食のすすめ」です。
江戸時代には日本一の観相家・水野南北が「少食開運説」を説いたそう。
本より引用します。
「生涯の吉凶禍福ことごとく食より起こる。
少食の者は病むことなし。
常に大食暴飲をなす物、たとえ相貌よろしくとも生涯出世発達なし。
食少なき者は、相貌悪くとも吉なり。
婦人大食なれば夫を剋す(まかす)。縁かわると知るべし。
肉食大食をほしいままにすれば、出世発達なく、老年凶なり。
如何に不運なりとも、三年菜食すれば、必ず幸運に向かう。
命の長短は、相をもって、定めがたし。みな常食をもって定ること万に一失なし。
一生の食禄は定まっている故、食い急ぐべからず。」
わたし、もう手遅れかも
一生分の食祿を食んでしまったかも・・・
しかし、江戸時代ではない現代社会ではどんなに食べ物や運動に気を配っても、
外的ストレスや環境汚染、薬害、公害などによって病気になる人は大勢います。
父の場合は長年お酒を暴飲してました。周りに迷惑かけるほどに。
若い頃はちょっと飲むと顔が真っ赤になるほど弱かったそう。
お肉も大好きで、父が罹患する前はいつも食卓はお肉メイン。
お魚はあまり出なかった気がします。
「予防に勝る治療なし」とよく言います。
お酒を飲むと顔が赤くなるようなお酒に弱い方、
お酒は飲みすぎず、ほどほどにしてください。
食道がんのリスクが高まります。
食道がんは進行が早く、自覚症状が出た時には進行してるケースが多いそうです。
周りは重要な臓器に囲まれているうえ、食道の壁は薄く転移も早い。
たとえ早期で手術できたとしても、食道摘出の手術は難しいです。
本当に怖い、手強いがんです。
本の話しに戻ります。
オーラが見えるようになるとか??の内容もありますが、
なるほどと思った部分もありました。
・人の体は飢えには耐えられる。贅沢な飽食を続け、食べすぎると病気になる。
・食べることばかり考えてる人は人生の目標がない(私のことだ)
・少食は植物や動物の殺生を減らすことにつながる。
戦争を体験した世代の方々が長生きされてるのは、
あの時代に食糧難と飢えを経験したからかも?
とと姉ちゃんを見ても思いました。汁に葉っぱしか入ってない。。
甲田光雄先生の本も読んでみたいです。
いずれにしても、本格的に断食するなら医師の指導の下が良さそう。
石原先生のサナトリウムみたいに。(人参ジュースと断食で有名な石原先生)
「少食」+「体を温める(冷やさない)」を心がけよう。
特に夏は冷房効きすぎ注意しなきゃ。
健康を手に入れたい。
(人生の目標も・・・)