大先輩であり、アートディレクターの飯守恪太郎さんが、バイオリンを持って
我が家にやってきました。
不意の、思いがけない、うれしい訪問。
先生は、数年前にがんが見つかり、大手術を受けましたが、
経過は良好らしく、顔色も体調も、順調なご様子。
ご入院の際に、お見舞いの電話を差し上げたら、
敬虔なクリスチャンである先生は
「神様のおぼしめすまま、少しも不安はありません」とおっしゃいました。
コーポレートマーク(CI)がお得意の先生は、
これまで数多くの有名なマークを手掛けてこられ、
今も、被災した宮城県のある会社のマークを作るんだと、
目を輝かしてお話になっていたのが印象的でした。
70歳を過ぎて、なお現役。すごい、頭が下がります。
私が最近ギターを始めたという噂を聞きつけての来訪、
さっそく自宅兼仕事場で、バイオリンとギターのにわかセッション。
「いつくしみ深く(What a friend we have in Jesus)」と「アンニーローリー」を
ほとんど練習なしに、ぶっつけ本番で弾きました。
初心者の私のつたない伴奏を上手にリードしてくださいましたが、
初めてにしては上出来と自画自賛(バイオリンとギター、合うんですね)!
うん、本当にギターをやっていてよかった、と思う夜でした。
活動の舞台を仙台に移されたので、いつもお会いできないのが残念ですが、
先生、いつまでもお元気で。また、一緒にアンサンブルしましょう!