突然ですが、皆さんはラジオにメールを送ったことがありますでしょうか?
今回はタイトルにもある通り、どうやってラジオのメールを書けばいいのか?といったようなことを簡単に述べていこうと思います!
超初心者編なので、何か凄い秘訣を書くというよりかは、初心者の目線に立ち返ってみて、ラジオメールを書くにあたっての本当に基礎中の基礎の部分を書いていきます。
何事も基礎の部分がしっかりできてないと、応用なんて無理ですからね。これから書くことはラジオにメールを送るなら絶対にやっておいた方がいいことで、知っているのと知っていないとではやはり天地の差があります。知らないと一生採用されない・・・なんてこともあると思います。だから、ラジオにメールを送り続けてるのに全然採用されないと嘆いている人はぜひ参考にしてみてください!
①ラジオへのメールの送り方を覚える!!
こいつは何当たり前のことを言ってるんだって思われるかもしれません。でも、実はこれを知らない人がびっくりするほど多いのです。なので、きちんとしたラジオメールの送り方を今から一から説明していきたいと思います!
まずは番組のメールアドレス。大体のラジオは番組の最後にパーソナリティーの方が番組のメールアドレスを読み上げると思うのですが、やはり番組のHPで調べた方がスペルミスを失くすという点では確実です。メールアドレスを間違えてしまうとせっかく書いたメールは当たり前ですが絶対に届くことはないので気を付けましょう。
続いて、メールの件名。
これはもう絶対に書いてください!!!
ラジオ番組には毎週たくさんのメールが届きます。人気番組ならば週に何百通届くということも当然ながらあります。そんな中、番組スタッフの方はどのメールを番組内で読ませるか選ばなければなりません。やはり向こうも一人の人間なわけですから、自分がどういったメールを送ったかを件名に書くということは、採用される為のコツとかそういうの以前にスタッフさんへの礼儀なわけです。ふつおたを書いたなら件名に「ふつおた(〇〇について)」、コーナー宛に送ったのであれば、件名にコーナー名を省略せずにきちんと書いてください。
次に、本文ですね。
まず本文の最初にラジオネームを書くといいです。私は「ラジオネーム ◯◯」という感じで書いているのですが、ラジオネームの部分を省略して「R.N. ◯◯」と書いてもOKです!番組によっては専用のラジオネームもあるかもしれないので、もしあるならそっちを書いた方がいいです。あと当然ですが、ラジオネームは公共の場で放送しても問題ない名前にしましょうね。あからさまな誹謗中傷や、卑猥なものは絶対ダメです。そして特徴あるラジオネームの方がパーソナリティーに覚えてもらえることが多いので、そういう願望がある方はじっくり考えてみるのもありかもしれません。
最後に本文についてなのですが、まずはパーソナリティーへの挨拶ですね。基本的には「〇〇さん、こんにちは!」とか「〇〇さん、こんばんは!」といったような感じで大丈夫です。その後にもし初投稿ならば、「初投稿です!!」的なことを書くといいです。でも、まあ別に初投稿だと書いたところで読まれるかというとそんなことはないです。確かに読まれる確率は高くなるのかもしれませんが、やはり初投稿でも内容が面白くて読みやすいメールが採用されることが多いです。なので悪魔でおまじない的な感じで捉えるといいでしょう。
後は適当につらつら~とお便りを書いていくのですが、どう書いていいのかわからない!といった方がやはり多数いらっしゃいます。起承転結の方式で書いたり、PREP法をうまくお便りの形式に適用させたり、時系列を順に追って書いたりといろいろ方法はありますが、私個人の体感としましてはPREP法が一番採用されやすい気がします。あとはラジオで読まれているメールを参考にしてみることです。だって採用されるメールが正解なわけですから。時間がある方は自分で文字に書き起こしてみて、どんな表現が使われているのかだったり、締めの挨拶はどんな風に書かれているかだったりを研究してみると面白いかもしれません。
あと、ふつおたというのはやはりパーソナリティーの話を広げるという側面が強いです。なので、本文の最後に質問で終わったり、いかにパーソナリティーに話を繋げやすくするかという点を考えて送ると良いです。
最後に、以上のことを踏まえて簡単なメールの基本例を2つ載せておきます。どちらの例も実際に採用されたメールを基に作成しています。
(基本例1)
件名:ふつおた(ライブの感想)
(基本例2)
件名:テーマメール(今食べたいものについて)
②本文は詰め詰めに書かない!適度に改行し、句読点を付ける!!
これ、意外とやってない人が多いんですよ。
え、改行ってしなきゃいけないんですか?って思うかもしれませんが、結論をいうと別にしなくてもいいですけど、絶対に適度にやった方が良いです。少し簡単な例を見てみましょう。
(詰め詰めに書かれているメール)
(適度に改行をしているメール)
1つ目のメールと2つ目のメール。どちらが初見で読みやすいと思いますか?当然2つ目の適度に改行がされているメールと答える人がほとんどだと思います。
改行をする大きな理由としては、やはりパーソナリティーがメールを読みやすくするためです。たまにパーソナリティーがメールを読みづらそうにしている時があると思いますが、そういう時は大体メールが詰め詰めに書かれている時なんですよね。もちろん、内容が面白ければ採用されますが、実際に読まれてみると申し訳なさが出てしまいます。
なので、やっぱり適度な改行、句読点は礼儀としてすべきだと思っています!メールを選ぶスタッフさんも読みにくいメールだとスルーしてしまう可能性だって十分ありますからね。ただラジオにメールを送るとはいっても、そのメールを読むのは人間だということを忘れないでくださいね。
③分量を長くしすぎない!!内容は簡潔に!!!
ラジオにはメールを読む尺というものが用意されています。たまにとてつもなく長いメールを書いている人を見かけるのですが、残念ながらそのメールが読まれる確率はかなり低いです。なぜなら、長いメールを読むことによって、尺が減ってしまい、結果的に少ししかリスナーからのメールを読めなかった・・・ということが発生してしまうからです。なので、分量は適量に、かつ内容は簡潔に書くことが求められます。と、言われても適量ってどれくらいなの?とか簡潔って難しくない?って疑問に思う方がほとんどですよね。
よくラジオで名前を聴く常連さんやメール職人の方はこの部分が個人的に本当に上手いと思っています。なので超初心者にいきなり気を付けろ!と言ってもなかなかできないと思います。
なので、オススメの方法としては、まずは何も考えずに下書きを書くことです。その下書きは長くても構いません。一通り書き終わったら、次は不要だと思ったところを削っていきます。
自分が何を一番伝えたいのか?
話題が二転、三転してないか?内容を詰め込みすぎてないか?
そういったことを念頭に置きながら、最初は大体150~250字程度にまとめてみてください。細かいことをいえば、ラジオごとに適量は異なるのですが、初めのうちはこれくらいで大丈夫です。というか、ほとんどのラジオは大体これくらいがベストかなっていう風に感じます。
これを繰り返していくうちに、だんだんと自分の中でコツを掴めてくると思うので、それまでとにかく書いてみてください。書かなきゃ上手くなりようがないですしね。
④メールを書き終わったら、一度自分で読んでみる!
これは本当に大切です。メールを書いている時って、読まれたい!という一心で熱が入っているので、書き終わったらそのまま送信している方が多いと思うんですけど、一度冷静になって、書き終わったら自分のメールを心の中で声に出して読んでみてください。そうすることで、誤字脱字も防ぐことができますし、「ここの表現はこっちの表現にした方がわかりやすいな」とか「ちょっと長いからもう少し削ろう」と修正し、より良いメールに仕上げることができます!
誤字脱字をしてしまうと、よっぽど良いメールじゃない限り、読まれることはほぼないと思いますし、中にはスタッフさんが誤字脱字を修正してくれたりするんですけど、そうなると申し訳なさを感じてしまいますよね。なので、メールを書き終わったら、慌てず送らずにちゃんと読み返してみてくださいね!
⑤同じ内容のメールを何回も送らない!!
これはメールを読まれるコツというよりかは業界内の暗黙のルールみたいなものです。いくらメールを読まれたいからといって、同じメールを何度も送らないでください。スタッフさんも多忙の中、番組に届いたメールを全てチェックしなければならないので、同じ内容のメールが何度も送られてくるととても迷惑です。最悪、ブラックリストに入れられて二度とメールを読まれなくなることもあります。だから、絶対にやめてくださいね。
あと有名なものでいえばマルチ投稿です。マルチ投稿というのは、他の番組で採用されたメールを違う番組に送ることです。これはかなりリスナーの方から反感を買います。
他には笑いの意味で「w」を使ったり、iphoneでメールを書く人は「iphoneから送信」を消さずに送るのは極力避けてください。
以上、上記の5つの点に気を付けながら皆さんもラジオメールを書いてみてください!
ラジオでメールを読まれた時って本当に嬉しいものです!それはいつ読まれても変わりません。
私はラジオってメールという媒体を通してパーソナリティーと会話ができる素敵な場でもあると思っていて、だからこそメールを読まれたら嬉しいし、また送ろうって思えるんだと思います。やっぱり一生懸命考えたメールが好きな人に読んでもらえるってなかなか無いことですし、読まれて嬉しくない人なんていないんですよ。
皆さんがこの記事を読んで、少しでも良いラジオメールを書けたらいいなと思っています。そして、いつか皆さんのメールが採用されることを祈っています!それでは~。