THE HU
「ザ・フー」というバンドなんですって。
いや当然英国の大御所バンドではありません。
最近相撲沼の民になったので、
いろんな力士のインタビューとかを読み漁り、ますますずぶずぶしちゃってます。
先日、三月場所で優勝した霧馬山のインタビューを見かけました。
くりくりっとした目で愛嬌のあるお顔のお相撲さんですね。
おおっ、プライベートな質問が実に興味深い。
モンゴルの遊牧民家庭で育ち、馬が好きなんですって。
馬=ポイント加算☆
それなら競馬も好きなんじゃないかなあ(希望)
そして、好きな音楽がこのTHE HUというモンゴルのロックバンドだそうで、
取組前に聴いて士気を高めるんですって。
ロック=ポイント加算☆☆
気が合いそう♪(勝手に・笑)
さっそくTHE HUを聴いてみた。
「匈奴ロック」と称されるらしいんだが、奏でる音の何もかもがめずらしい。
まず、ギターなど、普通これがなきゃロックできませんけどっていう楽器なぞは一切ありません。(え!!)
時に、動物が操れるのか?的な声を出すし(ホーミーというモンゴル伝統の発声だそう)、
弦楽器が味わい深い音だなと思ったら、馬頭琴!なるほどスーホか!
ロックにその『ド根性ガエル』のOP効果音とは!(口琴という楽器)
徹底してるわ~。
そして、
何言ってるかわからない上、ダミ声お経唱法のためか、終始シャーマンみ溢れるヴォーカル。
ここぞという盛り上がりのときに、めちゃくちゃ低音で吟ずるのよ~。
いや~さすが最強蒙古軍!
壮大なモンゴルの空と大地をバックに佇む姿にひき込まれたわ~。
おー!馬頭琴ソロ、かっけーっす!
で気づいたんだけど、
欧米のヘヴィロック的なノリを有しながらも、
基本ベーシックなパートのみで進行していくのよね。
なので、欧米のヘヴィロック界隈のヴォーカリストは、どうにもメロディを載せてみたい衝動にかられがちみたい。(笑)
アレンジされちゃった曲を発見した。
うん、グッと欧米になりましたよね。ええ。
他、大好きなALICE IN CHAINSのヴォーカリストも注目してるみたいだし、
THE HUも逆にMETALLICAをカバーしたりしておる。馬頭琴で。いい!
霧馬山が好きなロックがこんなヘヴィ系だなんて、
おばちゃん、ヘヴィ仲間がいなくて寂しかったからうれしおす。
新大関霧島に進化したパワーの源がこれなんでしょ~う、
よーし、THE HU聴きながら来場所も霧馬山(霧島だよ)応援するわね!