時々思い出しては聞きたくなるTHE CULTです。
ファン歴は長いよ~。
イアン・アストベリーは、私の中で永遠の「ワイルド・パワフル・ちょっとセクシー」アイコンですから。
で今日また気分転換に聴いてみました。
はいカッコいい。
最近スマホのアマプラで気軽に聴けちゃうからありがたい。
しかも歌詞付きで。
めんどくさがりだもんで、なが~いことファンのくせして歌詞カードとかほとんど見てなかったので、
"SUN KING"でそのようなお気持ちを歌ってらっしゃるとは初めて知ったわー。
『俺の人生にも陽が射し始めた。おまえがいる今なら、俺は太陽王(Sun King)としてこの世界に君臨できる!』
てゆう、要は愛しい女に出会ってウキウキの未来を喜ぶ歌ですね。
いや私はそんなイアンが愛おしいです、ええ。
前作『エレクトリック』の、骨太な、一切のぜい肉を削ぎ落した野太い骨だけのストイックなロックから、よりヘヴィメタル方向へ舵を切ったと言われる今作『ソニックテンプル』ですが、
そのオープニングを飾るこの曲、しょっぱなの怪しげなオルガンとベースの音から、
なんか、なんか英国のかほりが!てなります。
その後に重ねられるギターで、はい決定。
当時メタル界で流行った広がりのある重厚サウンドで、
アメリカのメタル界に進出したかったバンドの皆さんなんだけども、
やっぱり出ちゃうのよ~、英国が。
風貌は見事にアメリカナイズだぜ、な当時のTHE CULTの皆さん
当時ベースを弾いていたジェイミー・スチュアート(右)は、
この『ソニックテンプル』を最後に音楽界から引退し、ウェブデザイナーとなってイギリスにお住まいですが、
2013年のTHE CULTの"Love Live Tour"(えー何それ見たかった!)のショウにゲスト参加してたみたい。わあ。
ビリー・ダフィ(左)のHPから拝借
嬉しそうなお二人、私も嬉しいです~(涙)
で、この曲の何がいいって、やっぱりビリーのギターですわー。
妖艶なのよ~。色気が溢れちゃってるのよ~。
全編通して赤い薔薇の花びらが舞い散ってるのよ~。
そしてイアン。
もう久々にお声を聴いたせいか、感動で震えが止まらん。好き!
全体的に声にエフェクトがかかった感じになっているんだが、
最後の、ビリーのギターの色気の花もいよいよ満開のところの決めゼリフ(?)
"I can't make it on my おーーん、おぉん!"
て雄々しく叫ぶとこだけ「素」なのよ!なんかじーーんときちゃった。素晴らしいプロダクションです。
そうか、一人じゃダメなんだな、よーしわかった。私がその女になってあげるよイアン。
黒いドレス持ってないし、足も長くないんですけどね。泣く。
んで、イアンのヴォーカルが終わった後(ただし喋り続けるが笑)のエンディングに最高潮の盛り上がり。
あーもう何なに!?ダメダメその哀愁の名フレーズの怒涛のリフレインは!泣かせる気?!(既に号泣)
て感じで、もおー悶えまくりです。