『第66回国民体育大会‐
        冬季大会‐スケート競技会‐フィギュア競技』


          成年男子


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    無事に福岡県が優勝致しました。



 早急に皆様方へご報告をしなくてはなりませんでしたが、

無念な結果に終わり、

言い訳になりそうでご報告が遅くなりまして申し訳ありません。


 SP、

1本目の3Aが決まりホッと安心して向かった

2本目のコンビネーション最初のフリップで大転倒と転倒した

自分に自分でビックリしてしまい打ち身の痛みを必死に堪え

3本目のルッツは絶対に外せないと慎重に慎重に向かいました。

ルッツでコンビネーションに持って行かなくてはと思っていたのですが痛みに負け単発になりました。

ノーミスで滑りたかった最後のSPですがノーミス出来ませんでした。


 FP、

今シーズンはグループトップ、

グループラストばかりを引き当てている私。

グループ真ん中あたりで滑りたいなぁ!

との私の思いは届かず私の苦手とする最終滑走。


 しかし、

スケート人生ラストのフリー演技を最終滑走で締め括れる、

神様が与えてくれた劇的なる滑走順かと有り難く受け止め、

南里康晴4分半を燃え付きたい!


 身も心も熱くスタートポジションに向かったのですが、

何とも辛い無念な演技となってしまいました。

冒頭のコンビネーションの3Aに入る直前に『ピリピリッ』と足に痛みが走りパンク。

足の様子を伺いながら次のジャンプに向かいましたがやはり痛みが走り上手く跳べない。

次こそは大丈夫かな?

行けるかな?

と不安気に向かったのですが跳べない。

〇年前の四大陸でしたか、

最後まで滑れるだろうか?

棄権しようか?

と悩み迷いながら痛みの中で滑った時の事が私の頭を過ぎりました。

レフリーに行くか?

続行するか?

レフリーに行くか?

続行するか?

レフリーに行ってリタイアになれば福岡県は失格になってしまうし、

次は大丈夫かな?

跳べるかな?

不安と迷いの繰り返しの中でしたが、

何としても滑り抜くしかない!と!

只只、

必死に滑った4分半でした。


結果は全ミス!

と言う何とも悔しい辛い無念なラストのフリー演技となってしまいました。

最後の最後に痛みと言う試練を与えられたけれど、

中庭選手の活躍のお陰と、

最後まで諦めずに滑った結果が福岡県を優勝に導いてくれたと思います。



 皆様方に、

最後の最後まで、

南里康晴を支え見守り応援し続けて下さり有難うございました。

沢山、沢山、沢山の力を頂きまして

沢山、沢山、沢山の励ましを頂きまして

沢山、沢山、沢山の熱い大きな声援を頂きまして

皆様方からの応援があったからこそのスケート人生でした。



本当に、本当に、本当に有難うございました。

本当に、本当に、本当に

感謝!感謝!感謝!で一杯です。




 引退か続行かと迷った昨シーズン、

後一年と決め、

この最後のシーズンを無事に滑り終えたのも皆様方のお陰です。

長年に渡り南里康晴を応援して頂きまして有難うございました。

沢山の、沢山の、沢山の皆様方に見守られた南里康晴『幸福者』です。


 今後の私の歩む道、

不器用な私は滑る事だけしか考えられず二つの事を同時進行出来ず今はまだ白紙状態、

そして皆様方と会話出来る唯一のこのブログの行方も今はまだ何も決まっておりません。

改めてブログの方でご報告が出来たら、と思っております。

 最後になりましたが、

成年男子は私の苦手な早朝続きのハードスケジュールで、

残念乍、三沢の名産の品々を堪能する事が出来ませんでした。

三沢ならではの美味しい品々を皆様方へご紹介したかったのですが、

ご紹介出来ずに申し訳ありません。



 三沢からの帰りは何事もなくスムーズに帰宅出来たのですが、

ハラハラした事が1点、

笑えた事が1点、

まずハラハラしたのは、

FPの公式練習が早朝で、

競技も早く、

競技終了後は表彰式、

そして中庭選手がめでたくドーピングに当たり三沢空港へ向かうのが遅くなってしまいました。


 三沢空港でやっと食事にありつけたのですが注文の品が中々出て来ない。

飛行機の搭乗最終案内が流れるは食事は出て来ないはで焦り、

もう間に合わないから食べずに搭乗口へ行くしかない!

としたその時に出来て来ました。

(普通なら食べずに搭乗口へ行きますよね?)



 しかし、

私達福岡県団体は食べました。

何分で食べたでしょうか?

SP滑走時間内に食べ終えたと思います。

飛行機に間に合うか焦りましたが何とか無事に乗れました。





 そして笑えた事は、

大切な後輩の一人、

山田耕新選手が大阪より応援に駆け付けてくれました。

遠く三沢まで駆け付けてくれて嬉しい限りです。

三沢空港→羽田空港までは山田選手と同じ飛行機だったのですが、

私達は羽田空港から福岡空港へ、

山田選手は羽田空港から伊丹空港へ。

乗り継ぎ搭乗口は同じ方向のはずだと私は思っていたのですが、

三沢からの到着口で名残惜しそうに別れを告げる山田選手。

途中まで同じじゃない?

と言ったのですが、

イヤあっちです。

ここでお別れです。

と深々と挨拶をし、

私達は手を振り山田選手を見送っていたら、

私達が進む方向と反対へ歩き出した山田選手は大きな柱を一周し、

私達の居る元の場所へ戻って来て、

アレッ?一緒ですね!

皆で大爆笑!

山田選手、

本当に可愛い可愛い大切な後輩です。

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ならね!