感動の再会゜。(p>∧<q)。゜゜今日はドラマ仕立て！笑

一年くらい前にはぐれたピアスさんと、

今朝感動の再会となりました

とある夜のドラマ…

いつもと同じように帰宅して

いつもと同じように部屋にあるアクセサリーケースをあけ

いつもと同じようにアクセサリーをはずして

…でもここで、何か別のことに気をとられた。

ほんとうに一瞬の出来事だった。

そして気付いたら、いつもの左耳にピアスはなく

右耳にだけ残っていた。

「あら、もうこっちははずしたのね…」

とケースに目をやったが、それはなく…

慌ててもう一度耳たぶをつかんだ。けれどやっぱりない。

「落としたのかしら…さっきそういえば音がしたような…」

それまでの眠気が嘘だったように、感覚はするどくなり、

胸の鼓動さえ聞こえてくる。

床にそうようにして、小さなきらめきを探し続けた。

部屋に響くのは、夜の静けさと、自分のたてる物音だけ。

…でも、再びそのきらめきに出会うことはなかった。

というよりも近頃では、もはやあのピアスは

この部屋で落としたのではないんじゃないかと思っていた。

帰る前に、外の夜の中に溶けてしまったのではないか、と。

あの時の私は眠気と、別の何かに意識奪われ、

その大切な一瞬の記憶がなくなっていたから…。

…そう…

今朝までは！！！

その今朝の出来事は、何か運命を感じさせるものだった！

いつもと同じ朝。

いつもと同じように朝食を終え部屋に戻り

いつもと同じように出掛ける支度をする。

最後にピアスをしようと

いつもと同じようにアクセサリーケースをあけると、

一年前に一つのきらめきとはぐれた、

もう片方のきらめきが今日も一つ寂しく輝いていた。

私がその寂しさに気をとられていると、

手にとっていたピアスがするりとぬけて

小さなかごの中へとまっすぐに着地してからんと音がした。

その時、あの日のあの一瞬とかぶった！

なくしたと思っていた記憶がよみがえった…。

「そうよ、あの時もこんなふうに音がしたんだわ！」

今落とした少し大きめなピアスを右手に持ち

かごの織り目の隙間まで見逃さないように、

ぐっと顔を近付けてゆっくりと探した。

小さなきらめきを見つけるまで、5秒とかからなかった。

小さいけれど、強く元気に輝いていた！

「やっと見つけられた…待たせてごめんね。

輝いてくれてありがとう！」

心をこめて言った。

一年ぶりに左右そろってつけたアクアマリンのピアスは

今日とても嬉しそうに耳たぶで揺れている…。

おしまい

見えるかしら

PS. え～本日は、ドラマ仕立てBlogを読んで頂き

ありがとうございました

そして夕べは食べ物Blogのお許しを皆さまにいただいたので、

今後も積極的に取り組んで参りたいと思います

ありがとう