今回は複数の画像をまとめてみたいと思います。
完成図。
こんなまとめ画像的なものを作ります。
今回使うのはドラゴンナイトのfigma6体の写真。
それを開いていくんですが、画像ウィンドウが別々に開いちゃった！なんてこともあります。
そんなときの対処法！
まぁこの場合だとシザースのレイヤーを王蛇の画像ウィンドウにドラッグしてあげればいいんですが、今回はあえてめんどくさい方法で。
まずシザースのウィンドウで「編集→コピー」
そして王蛇のウィンドウで「編集→貼り付け」
王蛇のウィンドウにシザースを持ってくることができました。
今シザースはフローティング選択範囲(貼りつけられたレイヤー)という状態になっているので、レイヤーパネルの左下、赤枠で囲った新規レイヤー作成ボタンを押します。
すると通常のレイヤーになります。
ちなみにコピーや貼り付けは、いちいち編集メニューを通らなくても「Ctrl」キー+「C」でコピー、「Ctrl」キー+「V」で貼り付けを行うことができます。
これは非常に便利なショートカットなので覚えていた方が良いです。
ちなみにGIMPだけじゃあなくフォトショでもワード、エクセルでも使えます。
それにプラス2つ、覚えておくべきショートカットまとめときます。
Ctrl+C ＝ コピー
Ctrl+V ＝ 貼り付け
Ctrl+X ＝ 切り取り
Ctrl+Z ＝ 一つ戻る
これらのキーはキーボードの左下に固まっているので、画像加工するときは右手はマウス、左手はキーボード左下に置いておくのが良いです。
それで、今回は6枚の画像を並べたいのでキャンパスサイズを大きくします。
メニューから「画像→キャンパスサイズの変更」を選択。
こんなウィンドウが出てきました。
今回は画像1枚の横幅を200pxにしようと思うので、×3で横幅は600pxにします。
赤枠で囲った鎖のマークがありますが、このスイッチが入っていると縦と横同じ割合で勝手に変更してくれます。
このスイッチを切ると縦横の数字を自分で入れて好きな比率に変えることができますよ。
キャンバスサイズを変更しました。
キャンパスが広くなって龍騎の右と下に市松模様が出てきています。
この市松模様は何にもない、透明なエリアです。
セル画の色を塗ってない場所みたいな感じですね。
で、画像を配置していくんですが、ガイドがあった方が並べやすいな、と思うわけです。
そういう場合は、画像ウィンドウ端の定規になってる部分をドラッグして画像の上まで引っ張ってきます。
そうするとガイドが現れます。
このガイドには画像が吸い付いてくれるので、画像をぴったり揃えたりするときには大変有効です。
これを必要な場所へ必要な本数だけ引いてあげると作業効率上昇！
また、グリッド(マス目)を表示させるという方法もあります。
「表示→グリッドを表示」、このグリッドに画像を吸い付くようにするにはグリッドを表示下側の「グリッドにスナップ」にチェックを入れてください。
逆にガイド、グリッドともに吸い付かせたくないな、というときは各々のスナップのチェックを外してあげると、吸い付かなくなります。
そして画像6枚が画面に収まるよう、画像の縮小します。
ツールボックスの「拡大・縮小」を選んだら画像をクリック！
画像の周りに現れる四角い枠をクリックして大きさを変更してもいいですし、出てきたウィンドウに数字を直接打ち込んでもいいです。
今回は横幅200pxと決めたので、数字を直接入れます。
鎖マークをオンにしておくと縦のサイズも一緒に変更してくれます。
縮小しました。
龍騎の画像が小さくなったので、下のレイヤーのナイトが見えています。
他の5枚のレイヤーも同様にサイズ変更していくんですが、6回も同じことをするのはめんどくさい！
そんな時はレイヤーパレットの赤枠で囲ったボタンを押します。
押すと鎖の絵が現れました。
縮小したいレイヤー全てのボタンを押してください。
このボタンは「グループ化ボタン」です。
このボタンがオンになっていると、複数のレイヤーに対して同じ動作ができます。
拡大縮小もそうですし、移動や回転なども同時に行えます。
6枚すべてを縮小しました。
これを適当に配置します。
1枚ずつ動かすときは、グループ化解除してくださいね。
配置しましたが、キャンパスの下部が余ってしまいました。
これを解決するためには、「画像→キャンパスをレイヤーに合わせる」を選択。
余っていたスペースが消えました。
そして最後に明るさや彩度を調整するんですが、そのために画像を1つに統合しましょう。
レイヤーを右クリック、「画像の統合」を選択します。
もし各レイヤーを残しておきたい、という場合はレイヤーを複製し、残しておきたいレイヤーを非表示にして「可視レイヤーの統合を」選択してください。
こうすると非表示になっているレイヤーはそのまま残すことができます。
「明るさ・コントラスト」「色相・彩度」で画像を調整。
これについては前回の記事参照。
完成です！
わかりづらい説明になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
前回同様、ご質問やもっとこうした方がいいなどのアドバイス、その他ご意見ご要望等ございましたらコメント欄に書きこんでいただきたいと存じます。
あと私の記事よりわかりやすいハウツー記事を発見しましたのでリンク貼っておきますね。
1、ゼロからはじめるGIMP2- 無料で使える写真加工ソフトを解説
2、ゼロからはじめるGIMP2 - レイヤーマスクを使いこなしてパンダと川を眺めてみる
3、ゼロからはじめるGIMP2 - フィルタを使いこなそう!