台風が来るというので、先日、朝早めにいつもの循環器のクリニックへ行った。
順番待ちは１人か２人のはず、なのにいつもはいない乳幼児やつきそいのいる方など見慣れない患者がびっしり。
受付の電話では、熱はあるか、すぐ来れるかなど緊迫した空気もただよってくる。
続々とくる患者は新患が多く、熱を測られ、かつてのコロナ患者専門コーナーの椅子へ並んでいる。
もしかしてコロナが流行り始めている？ 咳だけで熱のない患者もいるようだ。
いつも通りの診察が終了して近所の薬局へ行くとお休み。えっ。
考えたら旧盆の時期で、ほかのクリニックも薬局もお休みが多い…。
隣の大きな薬局があいていたのでそちらで処方してもらって、ほっ。
通りを見ると、先ほどコロナ席にいた男性が歩いていた。
帰りのバスにも、コロナ席にいた別の男性が乗ってきた。
さらに、窓の外にはコロナ席のさらに別の男性がコンビニ店に入るところが見えた。
本当はもっと多くの患者がいるのかもしれない。
数年前にコロナが流行ってからいろいろな情報が流れ、今では５類で…あまりに普通の人と同じで、本人が苦しんでいそうにも見えない。けれど症状はきっと辛いに違いない。
お盆休みの時期でも開いていたクリニックで診てもらえて、少しほっとしているかも。