血圧も上130台になって年齢相当だし(降圧剤処方)、胸痛も軽く年に数回でほとんど忘れかかっていた。

ただ循環器には毎月通い、乳がんの治療報告もしていた。

ホルモン療法でいろいろ副作用が出ている中で、自転車こぎやウオーキングなど有酸素運動中に胸が痛くなるようになり、整骨院のマッサージを受ける前のベッドで赤外線を浴びている際に以前の強い胸痛が出た。

持参しているニトロをなめ、しばらく丸くなっていて、治ってから整体を受けた。

それから、毎朝背・肩・胸が痛み、持病の食道炎かもと思いつつ不安が続いていた。


たまたま、脳神経外科の定期検診に行った際、心臓の有名病院であったことに気が付いて帰り際に心臓内科を申し込んだ。

広い3階いっぱいに椅子があって患者が座り、いくつかある放射線室の前で技師は疲れ切ってため息をついていた。

心電図室で計測し、トイレに行って待つこと40分位か…自分の名前がアナウンスされその部屋に入った。

過去の経歴と現在の症状から、狭心症かどうかをはっきりさせる検査をしましょうということになったが、有酸素運動での検査は足が理由でできず、造影剤入りCTの検査か、2~3日入院してのカテーテル検査のどちらかと言われた。

造影剤にはアレルギーがあり、先日ステロイドで様子を見ながら造影剤CTをしたばかりだし、カテーテル手術はがん治療中の検査としては良くないだろうと思った。

心臓肥大があるけれど、いまのまま薬治療だけのでもいいけどどうすると言われ、かつて外科で、胃・食道の造影剤CT検査と言われながら放射線医師が直前になってやめようと言ったその検査を受けることに決めた。

2月にステロイド対応が良くて、表皮・内蔵の検査が出来たことで少し安心できたことを思い出していた。

それに、全国でも指折りの心臓内科・外科の有名病院だから、何かあっても大丈夫だろうと思った。

5時を回っており、準備もできないのでと明日土曜日の午前中に本院の方で行うという予約が入り、腎臓機能を見るため血液検査をして帰宅した。

つづく