■王は愛する(왕은 사랑한다)

 

二人のイケメンが、ひとりの女性を好きになる!

しかも、王子と家臣という二人は、少年の頃から一緒に育ってきた親友でもある。

 

そんな設定って、もう、これは速攻で妄想の世界へ瞬間移動できてしまうではないですか。

 

なので、見るしかないと思って見始めた・・・(笑)。

 

 

 

高麗の王子であるワン・ウォン(イム・シワン)は頭もよくて、民のことをちゃんと考える真っ直ぐな性格。

民は自分のものであり、民の犠牲の上に成り立つことを当然のように思う父は、そんな王子を疎んじているかのようです。

ウォンは世継ぎではあるけれど、父からは冷たくされ、母にも気を許せないという境遇で育ちます。

 

 

唯一、心が通じるのは、少年時代から共に過ごしてきたワン・リン(ホン・ジョンヒョン)。

リンは、王族でもあり、家臣でもある。

この人、「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」では目つきのコワイ皇子だった。

だけど、切ない顔する役もばっちりいけそうな感じです。

ウォンの理解者でありながら、誠実に忠誠を誓っていて、真面目に尽くしながらも友として口も出すという雰囲気。

 

 

私は、予感がする。

このドラマの最後まで、この人について行っちゃいそうな予感が・・・(笑)。

 

ウォンの母は元の皇帝の娘なので、ウォンは混血ということになります。

一方、リンの家はワン家の純粋な血筋。

なので、王座争いが起こる展開にもすっと入っていけそう。

でも二人は、少年の頃から一緒に王宮の外を駆け回り、民の暮らしぶりを見ながら育ってきたし、強い絆があります。

 

この二人が、ひとりの女性への愛を前にどうなってゆくのか~。

 

ああ、ワクワク・・♡

 

 

世継ぎの立場のウォンよりも、私はリンの方が境遇的にも萌える(笑)。

お顔はイム・シワンさんもいいんだけど、かわゆすぎるかな・・・。

でも時代劇の長髪って、みんなかっこよさが割り増しで増量な気がする。

 

 

そして、二人が想いを寄せるサン(ユナ)。

サンは、高麗の富豪の娘だけど、師匠と慕うイ・スンヒュ(オム・ヒョソプ)の元で成長します。

芯が強くてわりとお転婆のサンは、酒豪です(笑)。

 

 

二人の間に立ってサンは困るかもしれない。

でも、どっちとくっついてくれるにせよ、一途だといいなぁ。

少しは揺れ動いてもらってもいいけど、出来れば(私の)反感買わない程度におねがいします(笑)。

 

 

三人は、昔のある事件をきっかけに出会います。

少年だった頃、盗賊の襲撃を見物に行ったウォンとリン。

その盗賊が襲った馬車にいて殺されたのが、サンの母。

そしてその襲撃は、リンの兄ジョンが関わっていたという・・。

 

ウォンは、”強い奴らがいる”という好奇心で襲撃を見に行き、通報を勧めたリンの言うことも聞かなかった。

計画を知ったときに止めていれば、サンの母は死ななかったかも。

 

リンは、自分の兄が関わっていたことを知り、事件後に問い詰めるも逆に反論されて黙るしかなかった。

 

サンは襲撃の時、侍女と馬車を離れていた。

自分に護衛が付いたために馬車が手薄になったので母が死んだと、サンは自分を責める。

 

ウォンは、サンの母の最期に立会っていて、娘への遺言を託されます。

”誰も恨むな。いつもどおり笑い、駆け回れ”

ウォンたちは怪我をした娘に会えないので、侍女のふりをしているサンにその言葉を伝えます。

 

 

そうして、三人はそれぞれの罪悪感を胸に成長します。

 

 

数話見てみたけど、ウォンもリンもとっても好青年。

でも、穴あきそうによくよく見てみると、いろいろ想像できる。

ウォンは無邪気に化けるかもしれない。

リンは、何か企んでいきそうな目をしているようにも見える。

どっちかがドス黒くなっていくのか、それとも友情を貫いてくれるのかわからないけど、今のところ、ドラマの筋はどっちでもいい(笑)。

 

どっちに転んでも、リンが妄想に連れてってくれそうです・・(〃◡〃)。

 

 

 

 

Netflixで配信中。