ミストの冒険談

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クロウの話

今日時間を止めなければあの戦争が始まる...
僕には時間を止めて戦争を止めると言う義務が任された
だが、時間が...ない...今日の昼間までだ。今は朝...
仕方ない...仕方ないんだ...あの能力を使おう
「覚醒...!!」
人の前でこんな能力使いたくないんだよね...ただでさえこの耳で目立ってるのに...覚醒を使うと目隠し状態になる
しかもその布は特別で目を隠していても視界があるし誰がどこに隠れてるだとかまず周囲で見えないものはまず無くなる。あと不思議なことにジャンプ力速さが格段に高くなる
(ああもう...目立ってるじゃないか...)
この街は男女で歩いてる人が少なくはない...いわゆるデートスポットだ。
そんなところで目隠しして走ってる人がいればまず目立つ...
僕は近くの家の屋根の上に上がった
そして走る
ああ、余計に目立つじゃないか
携帯片手に隣にいる者と話すやつ騒いでいる子供...嫌な日だ...
そろそろ着く時を刻む時計台
早く...早く...針を止めよう...時を...
あと一歩のところだった

「きゃああああああああ!」

な...なに?
気づいたときには周りは燃え上がっていた
「まにあわな...かったのか?」
あんなに綺麗だった街から悲鳴しか聞こえなかった
嘘.....僕のせい...だ...
僕の下にはガクガクと震える足があった
目から流れ行く液体は静かに床を濡らす。いつのまにか覚醒も解除されていたようだ...ここには嗚咽と吐息しかなかったもちろんどちらも僕から出る音
それからどうやって僕のいるギルドがある月に戻ったかはよく分からなかった。

「すみませんでした。失敗しました」
土下座をしながらリーダーに謝る
「すみませんじゃねえよ!お前沢山の命を犠牲にしたんだぞ!責任とれや」
涙を堪えながらなんとか言う
「責任...とは?」
足が震える...手も...
もう...分かっているんだ...
「首を切るんだよ?分かった?」
そうわかりきっていた。わざと時間を少なくしたことも失敗させるため
そう...僕を消すため...
でももういいや...人を救えなかったんだもん...仕方ないよ...もうこんな思いしたくないしさ...
そんなことを思うならどうして涙がこぼれるんだ?どうして...ドウシテ?

【生きたいからでしょ?】
!?...
僕を励ましてくれていた子の声がした
心の中で響くように...
はあ...どんだけ好きなんだか...
こんなときまで辞めろよな...
だって僕がこんなときなのに大人しく見てんじゃん
もう分かんないっ...あきらめよっと
またなにもかも忘れてやり直せばいいじゃん...普通の生活出来たらいいな
「連れていけ」
僕の周りに怯えてる奴らがきて僕のうでを掴む
「やれよ...覚悟は出来ている」
ああ...君はこんなときでも落ち着いてる...あはは...この程度の関係なんだ...
まあいいけどさ...次は美人の子に囲まれてやるよ...
心の奥底の自分は弱いな
君が好き...まだ生きたいって嘆いてる
はあ...うるさいなぁ...黙っててくれよ
僕だってそう思っちゃうだろ
よし、口パクで君に言ってやるよ
いままでありがとうってこれだけ叶えてやるよ奥底の自分
感謝しろよ?
(いままでありがとう...大好きだよ)
あれ...余計な感情が...嫌だよ...やめてよ...やだやだ...
なぜだか涙が止まらない
両手を掴まれてるので拭けないだから止まらないよ...助けてよ...
「うっ...」
力強く壁に縛られる
じわじわ弱らせていくやつだ...これで泣き叫ぶやつを何人も見た
僕は泣かない...強くなるよ
顔をキッと上げる
「来い」
体の上に刀がくる
そのとき...「せいやあああああ!」
僕の前にいるやつにタックルするのは
君だ
「楓(かえで)!?」
「やぁ...ごめん...遅くなった」
「え?お前あそこにいないか?」
「あれは多分映像本物はここだぜ!」
そうだったんだ...だからか...動かないし.....よかった
楓が縄を切ってくれた
「さあ行こう」
「ああ!」

「どうしていなかったんだ?」
「何かを盗んだことにされんで牢屋に」
「そこまでするのかリーダー...」
「でさぁ...そこにいた奴等が優しくてさ...えへへ」
「まじかあ...てか牢屋からどうやって抜けたの?」
「脱いでメロメロにして鍵もらった」
「は?wwちょwwお前ww」
何て会話をしてるときだった
「うぐっ...」
「大丈夫か!?しっかりしろ!!」
楓の背中には矢がささっていた
「抜くなよ!?血がとまらなくなるからな...っ...誰だ!?」
後ろを向いたそこにはリーダーがいた
「その矢には毒を塗ったよ?あはは...じゃあね...」
リーダーは後ろを向いて歩いていく
俺は知らぬまに覚醒してリーダーの腹をぶち抜いていた
「お前...ぐああ...」
手には血が大量についていた顔にも全体に...
リーダーの意識は途絶えたそして消えた
そして僕は楓のもとによった
「くっ...はあ...ありがとう...大好きだよ...」
楓の体は動かなくなり消えた
「嫌だ...やだよ...楓...かえで...」
僕は泣き叫んだ
朝が来るまで泣いた
そして僕のてに何かが握られていた
小さな紙と小型の剣だった
紙には文字がかかれていた

クロウへ
いままでありがとう
私はさきにいくよ
また会えるはずだよ
だからそれまで元気でいろよ?
大好き...

楓より

僕は泣きながら読んだあと泣き叫んだ
そして剣を握りやってやるさと小さく呟いてその場所をあとにした





あとがき
えと、読んでくれてありがとうございます(≧∇≦)
よくわからないかもしれませんがありがとうございました
これを書くのに2時間近くかかりましたww
ではまた描きますたぶん