15時ちょっと前にグラグラ揺れ始め、いったんみんなで机の下に避難。
外から見ると、さっきまでいた二階建ての分館がミシミシ言いながら大きく揺れていて、何か映画を観てるような…不思議な感じがして、すぐに現実だと受け止められてなかった気がします。
窓から見えた分館の電気は、数秒バチバチいってから全部消えてしまいました。
それから15分後くらいに、また大きな揺れ。
事務員のみんなでコンクリの地面にへたり込んで、恐怖に耐えてました。
近くの信号も消え、人も車も大パニック。
それでも余震はずっと続いてます。
そして鳴り響く防災アナウンス。
【A市に大津波警報発令。
海岸付近の方は、直ちに高台に避難して下さい】
大津波警報…??
今までこの辺に出るのは、「津波注意報」がいいとこ。
それが、「警報」の、しかも「大津波」??
全然ピンときません。
それでも、とりあえず家族の安否確認を…と思っても、携帯は全く通じない。
自宅も、両親の携帯も、姉妹の携帯も。
特にお母さんはここ数日風邪で寝込んでて、この日の朝も辛そうだったので、余計心配。
30分…もっとかな、その場で避難してましたが、余震は治まらず、通常業務どころじゃなくなったので、事務員は強制帰宅となりました。
そういえばもう姪っ子たちは小学校終わってる時間。
小2の姪っ子のんちゃんは、学童に行ってるからまだ学校にいるはずだけど、小4のななはどこだろう??
母とも姉妹とも連絡が取れないので、一応、帰りに学校に寄ってみると、校内の広めのホールに、防災ずきんを被って身を寄せ合ってる子供たちの姿が。
泣き声も聞こえます。
他の保護者の方も続々と迎えにきてました。
知り合いの学童の先生が、私の姿を見つけると。
「ななちゃんとのんちゃんは、おばあちゃん(私の母)がすぐに迎えにきましたよ」
良かった!ななも学校にいたんだ!
そしてお母さん…さすがです。
孫の為なら自分の体調不良なんて二の次なんだね。
一安心しながら帰宅すると、姪っ子たちはかなり怯えた様子でした。
特にのんちゃんは、夜寝るまでずっと防災ずきん被ってたくらい。
でも、それからしばらくして、父や姉妹が帰宅し、家族全員の無事が確認されると、姪っ子たちも元気になりました。
自宅ももちろん停電していて、水道は大丈夫だったんですが、市内のほとんどの家が断水していて、各所の水道管が壊れて漏水被害が多いので、18時に、いったん市内すべての水道を止めますとの防災アナウンスが。
この時点で17時30分。
30分間で、必要最低限のお水をバケツや水筒に入れて。
もうお風呂は間に合わない。
停電の復旧の目処は全く立ってないとのことだったので、明るいうちに懐中電灯の準備をして、有り合わせのもので夕飯を食べて。
あとはもう、布団に潜ってることしか出来ません。
懐中電灯の明かりだけで、TVもコタツも付かない。
こういう日に限って、やけに夜が寒く感じる。
普段も暖房は付けてなくて、布団に入れば最初は寒くてもすぐに暖かくなるのに、この日は身体が全然温まらない。
情報源がラジオと携帯しかないんですが、ラジオは東北の情報ばかり、携帯は充電出来ないので、いざという時の為にあまり使えない。
そしてトイレ。
水が止まってるので流せない。
そう思うと、勝手に身体が我慢してしまうみたいで。
でも常に気になって、気が休まらない。
そうしてる間にも大きめの余震が何度も起こる。
夜中まで鳴り響く防災無線。
でも、市内の他の地域がどうなってるのか、全然わからない。
もしかしたらここも危ないんじゃ…??
何を考えて良いのかわからない。
もう寝るしかない。
でも眠れない。
最悪の夜。
でも、夜が明けて、朝が来ると、何だか元気が出るから不思議。
光、太陽ってすごい。
まだ電気も水道も止まってるけど、買ってあったパンを食べて、他愛もない話をして。
顔も洗えないままだけど、庭に出てぼーっとしてみたり。
そして、お昼頃に電気も水道も復旧!!
蛇口から水が出た時は、嬉しくて思わず姪っ子たちと踊ってしまいましたvv
そして…。
その夜に入ったお風呂の気持ち良さは、一生忘れられないです。
一晩お風呂に入らないことなんて、そんなに珍しくないのに。
本当に本当に気持ち良かった。
その後、ネットで市内沿岸部の悲惨な状況を知り…。
しかもうちから3、4㎞しか離れてない場所。
じゃあ、津波の高さがあと3、4m高かったら、うちにも津波が押し寄せてきてたってことで。
そのことにもゾッとしましたが、それ以上に沿岸部の被害が凄まじくて…。
これ、本当に市内なの??
いつも海や海浜公園に遊びにいく時に通ってた街なの??
瓦礫の山しかなくて、建物の跡形もないから、違う場所なんじゃないかと思ってしまうほど。
東北地方の被害も凄いですが、こちらもかなり凄いです。
東北地方に比べると、範囲は圧倒的に狭いですが、被災のレベルは変わらないと思います。
千葉県内で亡くなった方は17名。
そのうち市内で亡くなった方は12名。
(今は情報変わってるかも)
私の友人・知人は、みんな無事でしたが、家が全壊したり住める状態じゃなくなった方は数名います。
母の知人は数名亡くなりました。
情報が乏しかったので、この事実を母が知ったのは亡くなってから2日後でした。
その後も続く余震に、身体は常に揺れてる感じになり、もう弱い余震は感じなくなったり、常に吐き気がしてたり。
他にも何か身体的症状が出てた気がしますが、もう忘れちゃいました。
ライフラインが復旧した翌日の日曜日と、急遽仕事が休みになった月曜日は、ひたすら寝てました。
眠りが浅いのか、嫌な夢を見ることが多かったですが…。
火曜日からは普通に出勤、仕事出来てます。
仕事出来るだけ有難いよね。
うちの市は、市内で被害の差が大きくて、壊滅的なところもあれば、震災の日から一度も停電にすらなってないとこもあるんです。
その差が余計、現実感を狂わせるというか…。
何か最近TV観るのが苦痛になってきて、特に何もない時はラジオ聴いたりmixiやったりしてます。
みんな優しいから、きっと「楽しむこと」を極力抑えてくれてるような気がします。
「他の地域がこんなに大変な時に、自分たちだけ楽しんでたら申し訳ない」とかって。
でも全然そんなことないですよ!!
遊べる時は遊んで、楽しむ時は楽しんで。
いつもみたいに、週末は買い物とかイベントとか行って、「普通」に日々を過ごして欲しいです。
必要以上に、自分の欲望を抑えることはないぜー!
逆に、ガソリン・灯油や品薄な衣料・食料品以外には、どんどんお金使って、経済を活性化させましょう!!(*≧∀≦)
それでもこんなに心身共にダメージを受けたのに。
(まあ、程度は人それぞれだろうけど)
東北や茨城や、市内の壊滅的被害を受けた方々は、どれだけ辛いのか…。
予想出来ない。多分私が経験したことのない辛さです。
そんな皆さんのことを思いつつ、節電して、募金して、節度ある購買行動をして、いつも通りの日々を、元気に過ごそうと思います!!(`・ω・´)ノ