前回の続きです…!




「癌です。」




頭が真っ白になりました。

気づいたら涙がポロポロ出てきました。

なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろう。

なんで大丈夫って思ってたんだろう。

なんで娘が…。

癌って治るの?

死んじゃうの?

そんなの耐えられない。

涙が止まりません。


人生で2回しか泣いてるとこ見たことない
私の母も泣いていました。




「これから救急車で大学病院に行ってもらいます。よろしいですね?」


「もちろんです。よろしくお願いします。」



とりあえず、しっかりしないと。


なんとか涙を抑えて

娘はナースステーションで見ててもらってたので、迎えにいき


「これから違う病院に行こうね。」


娘はなんて言ってたか記憶にありません…。



救急車が到着し、娘を抱っこして乗りました。

着くまで、涙が溢れ出てきます。

娘の前で泣きたくないのに…。




大学病院に着きました。

点滴の針が左手に刺さりました。

さっそく、CTを撮ることになりました。

娘は小さくてじっと出来ないので
点滴の針から眠る薬を使って撮ります。

「マ…マ。」

徐々に意識が朦朧となってく姿を見て
涙が止まりません。

可哀想…本当に可哀想…。


この時が、本当に1番辛かったです。


そして、悪夢のような一日が終わりました。



続きます…!!