美容外科に行ってみた
何年か前から
まぶたの皮膚が加齢で垂れてきて
一重だから余計笑うと目に被るのが
気になりつつあった私
アイプチもテープも全く効果ない
ばっちり強固な一重の私は
パッチリ二重に憧れはしたものの
整形したいとまで思うことはなく
生きてきたのですが…
美容室感覚の手軽さで二重になるCM
テレビでよく流れてるじゃないですか
半信半疑興味本位で
カウンセリングを受けてみることに
社会科見学の気分です
受付も担当の方も皆さんお綺麗
担当のお姉さんは顔の脂肪吸引をしたと
至極当たり前に話してましたが
ファンデの厚みどない?なメイクと
ドラァグクインばりのバッサバサのまつ毛が
気になってしまい
そこまでせなあかんの
なんだか悲しくなってきました
結局
埋没法で瞼を上げるには
留める箇所がナンタラカンタラ
保証やらなんやらでウン十万
全然手軽やないやんけ
こういうの誇大広告言うんちゃうの?!
そもそも痛いのムリなので
お話聞いただけで
速攻諦めて帰りましたけど笑
例えば全く無痛で超安価だったとして
私は施術するんかな
他人のビフォーアフター見ても
劇的に良くなったて方はいない
というのが正直な感想で
所詮整形って自己満足ですものね
それで人生好転する人も居るのだから
否定はしませんが
何が言いたいかと申しますと
自分の顔は
誰が為に存在するのか
自分の顔を鏡で見る度に
欠点と思う箇所が気になって
そこばかり見つめて溜息でますけど
自分より圧倒的に他人のほうが
多く長く自分の顔を見ていますよね
しかも他人は
自分が欠点と感じる箇所など
気にも留めていませんし
そんなことより
目の輝きで感情を読み取ったり
口角が上がっているかで機嫌を伺ったり
顔色の良し悪しで体調を心配したり
くらいしか見て無い
それなら
自分の顔を理想に近づけるために
必死に時間とお金を使うより
人のために生まれてきた自分の顔を
もっと愛してあげることのほうが
人生何倍も幸せやんて思うのです
(※あくまで私個人の意見です)
昨今SNSの影響もあってか
美容欲に歯止めが利かず
様々な施術を繰り返す若い人たちを見て
痛々しく感じてしまうことがある
若いだけで既に充分美しいのに
皆がやってキレイになってるのを見て
“私もやらなきゃ!”
“ヴァレンタインだからチョコ買わなきゃ”
みたいなね
商法戦略に踊らされてる感が
どんなに理想に近づけても
どんなに老化に抗おうとも
いずれは崩れてしまうし
いつかは老いた自分の姿を
受け入れなければいけないんだから
しわくちゃの自分の顔も愛せるように
今の顔も愛おしい
と思えるようになりたい