ついこの前、入学したばかりだと思っていた発達障害の長男も中3になりました。

難関都立中での成績は意外なことに上位。感覚過敏、独特のマイペースさから不登校になるのではと心配しましたが、同じように変わった?キャラクターのお友達ができて元気に学校に通っています。

受験はenaに通い家庭学習は私が管理していたので、中学に入っても自立できないのではないかと心配しましたが、杞憂でした。入学後は勝手に自立し、1人で勉強するようになりました。周りが精神年齢高めのお友達が多いので、その影響が大きい気がします。テスト前に携帯、ゲームで遊んでしまい悲惨な点数を取ったこともありましたが、こちらが何も言わなくても勝手に修正して、次のテストでは盛り返しています。

受験時には子どもの勉強に干渉しすぎなのではと不安になるお母さんも多いと思いますが、小学校時代にとことん勉強に付き合って勉強のやり方を教えたほうが、結果として早く自立できるのかなと今は思っています。

ただ、怒るのだけは無駄だったなと反省しています。当時はふざけている、反抗していると思った息子の言動ですが、今は特性上できないことだったのだと、ようやく理解できました。

問題を抜かして解いたり、塾に教科書を全部おいてきちゃったり、宿題が何かメモできなかったり。。解答用紙じゃなくて問題用紙に解いて、解答用紙を真っ白で出したり。。

当時は合格にこだわっていたけれど、都立中での中学3年間を通して考えてみれば、結局大事だったのは勉強の下地になる基礎学力、学習習慣を身につけることだったなと。これさえあれば、どこででもやっていけるんですよね。

エナ時代の受験勉強が今の長男を作ってるなと実感しています。

好きな理数系の勉強に没頭できる、少々変わった特性を持っていても受け入れてもらえる、同じように発達障害であろうお友達がけっこういる、難関都立中は息子にとっては生きやすいようです。