TVのニュースを観ていると、一人の政治家が、


「私は何もやっていない」と主張している。


また別の場所では、別の政治家が、


「私はそんなことは言っていない。皆さんの勘違いです」


との弁明を繰り返している。



多くの政治家が、今日もまた、


どこかで聞いたことのあるセリフを繰り返している。


「いややったはずだ、証拠はある」


「いや言ったはずだ、私は聞いている」


と反論する側も丁々発止を繰り返すが、議論は平行線。


デジタルの時代に一体何が起きているのか。


―相手の社長が違法な献金を認めているみたいだが?


「私は受け取った記憶がない」


となれば、真実は空中分解!


真実とは、本質的には恣意性を内在しているのかもしれません。


真実とは、常に揺れ動いているものなのかもしれません。


とっさに伏せた顔を見て、


「何かやましいことでもしているのか?」と考えるのか。


「落し物でもしたのか?」と思うのか。


「具合でも悪いのかな?」と察するのか。


真実とは、


事実だと思うことを寄せ集め、咀嚼して導き出されるもの。


「あなたの勘違いです!!」


それを押し通せれば、「嘘」も「真実」へと変貌を遂げます。


悪徳弁護士は「真実」のコントロールに長けているのです。



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