50代半ばの男性
訴えは
「胃酸がでないから、食べれない」
なぜ胃酸が出ないとわかるの??
患者さんが言うには「感覚でわかる」と言う。。
そうですか。。
しかも、体重は一カ月で10kg減っている。。
一カ月間、食事は何もとらず、1日に三ツ矢サイダーを500mlちょい飲むだけで過ごしていた。。
なんとまあ、偏食なことか。。
この患者さんは外来でも「精神科の薬で脳が変になったから、薬は効かない」
など変わった訴えをされていた。
不眠はあっても、薬は飲まない。
本人曰く ずっとねてない 24時間起きている と言い張る。
そんなことあったら、人間死ぬわ。どこかでねとるやろ。。
と心の中でつぶやく自分。いけないいけない、そんなこともあるのかも。
以前にも入院しており、その時も食べれてなかったが、リスパダールという抗精神病薬を使ってからよくなっていた。しかし、副作用で身体が硬くなったりで自分が一旦やめてみた。
その後、身体は動くようになるも、
不眠が再度出現、増悪。
食事も「胃酸が出ない」、「薄い味噌汁でも下痢するから」などと考え出し、結局食べれなくなった。
入院後はエネーボという栄養補助剤は何とかとってくれている。 自分の予想ではすぐ点滴になると踏んでたけど、まだマシかな。
どこの世界でもそうかもだけど、精神科の患者さんも時々医者がビックリなことを言ってきたり、行動したりする。
この患者さんも「寝たいけど、薬は飲まない」、「食べたいけど、薬は飲まない」など困ったことを言う。
こちらもいつもなら、「この薬がいいと思いますよ」と言っているが、それが今回はできない。。
頭をひねりながら、患者さんも納得してくれる治療を模索しとります。
結局、
⚫︎睡眠については好きな時に寝てください。
⚫︎食事についてはとりあえずは今の栄養補助剤を取ってください。
という誰でも思いつきそうな方針にとりあえずはしている。
以前の自分なら「薬をなんで飲まないんだ」とイライラしていたが、最近は「世の中、薬が嫌いな人もいるかも」とか多少柔軟?になってきたかなと。悪く言えば、いい加減だったりして笑
まあ、そのくらいの緩さのある生き方の方が疲れないと思うんだな(^^)
うつ病になる根が真面目な患者さんとかみてると最近、そんなことを思いました(^^)