サラスはコウノトリのことでした。

インド更紗、サラシなどサラスから転化した言葉だと思います。


(インド更紗)



コウノトリは女王様を示しています。

鳥を英雄や王様に例えることの始まりは古代ミトラの教えからだと考えています。

ミトラは宗教とは違います。

人生を生きる手引書のようなものです。

ミトラの基本はアーユルヴェーダーから導かれたチャクラとオーラです。

チャクラは太陽の光を取り入れる変換器の役割があります。

人間の体温の源は食べ物ではありません。

太陽の光には知恵を開花させる見えない栄養素が含まれています。

栄養素の光の粒は現実に見える人が多いと思います。

ミトラの教えの特徴はチャクラの扉が開かれ成長していく段階を鳥で例えてあることです。

大人になるには精神的な成長がとても大事なのです。

詳しくは前ブログにチャクラについて書いてあるのでご参照下さい。

小さな知恵のあるカラスの位階段から大型の猛禽類の位階に変わって行くのです。

インダス文明のアーユルヴェーダ、メソポタミア文明の星座神話はミトラの教えで繋がっています。

ミトラの教えは男性の変化について伝わっていたのですが女性について皆無です。

私は縄文時代から母系社会で女王が皇帝になりそれを支える親衛隊が将軍だと確信していました。

それなのに女王を例えた鳥がいないと不思議に思っていました。

今回、女王はコウノトリに例えられていたとやかりました。

しかも女王は織物と深く関係していました。

女王の名前は織物として残っていました。

織姫伝説もその一つです。

特に木綿織物です。

世界三大織物の産地と言えばインド、エジプト、ウィグルです。

特にウィグルでは棉布(反物、匹物)が貨幣の代わりに使用されていました。



日本の慣習の贈り物は「引き物」と呼ばれますが、ウィグルの棉布の「匹物」が語源でしょう。

唐の時代ウィグルは現在のロシア領になります。

ウィグル自治区ではないので勘違いしないで下さい。

当時は宝貝も貨幣として出回っていました。

鎌倉時代まで「は」は「ぱ」で発音されていました。

機織りは→ぱたおり

サンスクリット語ではpata→糸を織る、糸を紡ぐ。

古代インドの通貨はpana→花代(芸者、遊女にあげるチップの語源か)

1パナ→カウリー(タカラガイ)80個分の価値

古代インドでも織物が通貨代わりになっていたのだと推測できます。

衣食住のうちの衣は女性の分野、住が男性分野です。

食は男女の共同作業の部分が大きいと思います。

ウィグルまで木綿文化があり、もちろん中国にも入っていました。

それなのに日本の織物の中でも木綿がかなり遅くに伝わってきたのはあまりに不自然です。

紀元前600年には大分の国東半島にインド経由の製鉄民がいたことがわかっています。

しかし棉の化石があるわけでもないので証拠はないのです。


話しを戻すとシトリはシュトッフが語源ではないか。

シュトッフはサラスが語源だったのではなかったか?

サラスはコウノトリで王女様を表わすミトラの位階ではなかったかと推測しました。

このことを裏付けるような記事を発見しました。


http://geo.d51498.com/omdoyok2008/AhInd/Ahind-78.pdf


インドネシアのジャカルタにあるバカ女王宮殿遺跡。

バカとはインドネシア語で「コウノトリ」のことです。

バカ、ボカとも言うそうです。

バカは馬鹿のことではないかと思いました。

インドネシアはインドの影響を色濃く受けている地域です。

馬鹿、バカを調べるとサンスクリット語由来だとわかりました。

馬鹿=母娘、馬娘、破家、無知、迷妄


困ったことにサンスクリット語ではコウノトリはサラスでした。

コウノトリ女王をバカと呼んだのはヒンドゥー教徒だと思います。

インダス文明を破壊したのは後にインドにきてカースト制度を強いたアーリア人です。

アーリア民族は愚かにも自らを貴族と呼びインダス文明の担い手だったドラヴィダの民を農民の位置に落としてしまいました。

アーリア民族はヘブライ、ユダヤ、ゾロアスター使徒の混成民だと思います。

ミトラの教えはヒンドゥー教、ゾロアスター教、ユダヤ教、仏教、キリスト教に大きく影響を与えました。

特にヒンドゥー教はインダスの女神をすべてヒンドゥー教の男神の妻神にし現在の形になっています。

コウノトリをバカと呼び貶めるやり方は漢字にも残っています。

奴隷の奴は女王と言う意味でしたが卑しい意味に変えました。

卑弥呼の卑は萆(みの)だったのに卑しいに変えられました。

時の為政者に都合の悪いことは隠され変えられ忘れ去られてしまいます。

特に正史には乗りません。

続く。