結論から言います。
「ねね」の「ね」は干支の十二支の子(鼠)のね。
「ね」を重ねて言うことに意味があります。
「目目(めめ)」→「ねね」になった可能性もあります。
北政所は沢山の人が使ったが一番有名なのは「ねね」だと書かれています。
北政所の意味を知ればそんな事がない事がわかります。
北政所の北は子の方角≒北を指します。
何故「北」なのか?
「北」は北辰信仰の事です。
「北辰信仰」とは北極星又は北斗七星を神格化した北辰尊星妙見菩薩に対する信仰。
妙見菩薩は仏教の信仰対象で天部の一つ。
だいたい、こんな説明がつきますがなぜ神格化されたのか説明はない、仏教や道教でまとめられてしまっています。
北極星が何故信仰の対象なのか?
不動の星だからでしょうか。
北極星は不動の星ではありません。
地球の歳差運動により北極星は別の星に変わります。
古代の人にはわからない?
そんなことはありませんでした。
アッカド.シュメール.エジプト.インド。
とても進んでいた文明がありました。
しかしそのほとんどは知らされていません。
だからわからない、しかも多くの捏造改竄の歴史しか公開されていないのです。
星を観察し現代の星座の元をつくった民族がいます。
カルディア(燕)人です。
カルディアは海洋の民とも言われどこからきたのかわかっていません。
紀元前2千年前のメソポタミア、トルコ周辺に住んでいました。
もしかすると2万6千年前に日本いた可能性があります。
少なくても2千年前の新潟には住んでいました。
新潟にある「頸城(くびき)」と言う地名は北極星を表す意味の言葉だからです。
「頸城」がいつから使われていたのか調査する必要があります。
干支の子は十二支の先頭にいます。
「ねね」は女王様だったのです。
政(まつりごと)の中心にいた人物でした。
どこの女王様だったのか?
「ねね」の出身地はどこだったのでしょうか?
尾張国海東群津島とあります。
「ねね」の生まれた時代伊勢湾は海でした。
もちろん秀吉の生まれた愛知郡中村郷も海でした。
中世から戦国末期の伊勢生まれの武士や有名人は全て捏造です。
「東海道」が通行出来るようになったのは江戸中期でした。
それまで「東海道」は海だったのです。
「東山道」「中山道」が旅の中心であり文化が生まれました。
「更科日記」に東海道が出て来るのが不思議です。
おそらく出だしは本物で中盤以降は捏造なんだと思います。
「ねね」「秀吉」は愛知県生まれではないとわかります。
では、どこなのでしょうか?
「ねね」は山梨.群馬.秩父.多摩あたりではないかと仮定しています。
謎大き「武田信玄」の領地のどこかと繋がりがあると思います。
武田家のルーツは茨城県のひたちなか市です。
武田家には朝鮮の扶余国(百済)の血が流れています。
「ねね」の木下家とは近い親戚です。
信玄の異母妹に「禰禰御料人(ねねごりょうにん)」がいます。
禰≒高貴な女性と言う意味です。
あくまでも「ねね」とは別人で16才で亡くなっているようです。
あやしいですね。
甲斐国とは貝の国と言う意味で、貝≒女王です。
ですから甲斐国は女性が頭領の国という事です。
「武田信玄」の「玄」は「北」を意味しています。
「信」は信濃。
信濃の北と言えば新潟です。
新潟は「上杉謙信」。
信玄と謙信は戦国武将のライバル同士です。
しかし信玄と謙信の直系はいません。
謙信には女性説(八切止夫説)がありますね。
「ねね」は杉原家から木下家に養女に入ったのでした。
同じ杉を使用している、上杉の名前は藤原重房(生没年不詳)が武家化した時に丹波国何鹿群上杉庄(たんばこくいかるぐんうえすぎのしょう)を賜り上杉氏を称した。
足利尊氏の母はこの上杉出身です。
ただし、上杉祖の藤原重房の生没年不詳ですから後からつくった可能性が大です。
(通説の歴史を調査する場合生没年不詳.養子.養女.
親子兄弟の諍い.は要注意、嘘が多く含まれています)
信玄と謙信の調査をしなければなんとも言えませんが、北條.今川.足利.織田(小田)に大きな秘密があります。
群馬県渋川市にある伊香保神社も「ねね」と繋がっているように感じます。
伊香保神社は伊香保温泉を守護する神社のようですが、かつては三宮神社(北群馬郡吉岡町大久保)が本宮で十一面観世音が祭神。
伊香保神社の現在の主祭神は大己貴命と少彦名神。
伊香保神社は後に修験道が盛んになった。
三宮≒産宮≒子安神≒大宮比売.豊玉姫.大杉姫
女神が祀られいたはずです。
十一面観音.千手観音も女神を現しています。
やはり吉岡町の三宮神社には豊玉姫が祀られていました。
三宮神社
主祭神
彦火火出見命 豊玉姫 少彦名命
神体 十一面観音
大正天皇が武田信玄に従三位を贈っているのも不思議です。
戦国武将である武田信玄に大正天皇がなぜ?
中途半端ですがこの辺りで...
群馬.山梨.新潟にまた調査に行ってきます。