フェニキアはここです。
現在のレバノン、ず〜っと紛争地帯。
フェニキア人は沖縄まで来ています。
フェニキア人だけではなくローマ人やギリシャ人も来ています。
沖縄台湾の海でしか取れない宝貝を買い付けに来ていたのです。
フェニキア人がタルシシ船に乗って交易の航海に出て世界中の名品珍品を仕入れていました。
スパイスや香料や宝石をレバノン杉とツロ貝から取れる高価な紫の染料と交換していたのです。
紫色≒神の色≒星の色≒皇帝(王)の色でした。
ですから港にはフェニキアの出張所があったのです。
出張所から都市に発展しました。
紀元前15世紀から紀元前8世紀頃まで繁栄していました。
大海原の航海を支えていたのは、緻密で腐りにくい木材レバノン杉で出来た船と類稀なる航海術でした。
特に航海術には、専門の知識が必要です。
それがカルディア人の暦法と星座の座標です。
いつカルディア人が暦法を完成させたのかハッキリとはわかっていませんが、少なくとも紀元前2350年アッカド王朝の時代にメソポタミアの星座はありました。
カルディア人は元々メソポタミアに住んでいたのではなくどこからか来た民族なのですが詳しいことはわかっていません。
私は東日本からメソポタミアに移動したのではないかと思っています。
結局フェニキア人の航海術は元々はカルディア人の航海術なのです。
その航海術は日本にも入ってきています。
水軍と呼ばれる集団には星見の知識と潮見の知識があったに違いありません。
ザックリ言えば海人族(あまぞく)が水軍になったのです。
カルディア人も海の民と呼ばれていましたしカルディア国も海の国と呼ばれていました。
漢字表記では燕(カルディア)です。
カルディア人のシンボルは魚と燕です。
魚は潮見、鳥が星見を意味しているのかもしれません。
魚座が古代メソポタミアでは魚と鳥でした。
現在は2匹の魚です。
四角い場所は豊かな土地と言う意味です。
海人族(ワダツミ、アマ)の神と言えばスサノオですね。
海を統治していたスサノオは根の国で暴れてからアマテラスのいる天高原に行き後に出雲に行って櫛稲田比売を助けました。
饒速日命はスサノオの子供になっています。
饒速日命の奥方の豊玉比売がスサノオの娘だからなのですが....。
スサノオがアマテラスと誓約(うけい)して
産んだ子(三女神)の中の一人が豊玉比売(田凝姫)です。
その夫なのでと言う事なのです。
饒速日命を正当な血筋だと言うことを印象付ける為の苦肉の作です。
スサノオは正真正銘の王族なのです。
イザナギが黄泉の国から帰ってきた時に川で禊をしました。
アマテラス、ツキヨミ、は目を洗って生まれました。
スサノオは鼻を洗って生まれました。
なぜ目鼻を洗って生まれたのか意味がわかりますか?
イザナギが死んだイザナミを追って黄泉の国に行く話はメソポタミアの星座神話が元ネタです。
古事記を編纂した人々はメソポタミア神話、シュメール神話やシュメールの王位継承の方法を知っていたのです。
それを参考に記紀を日本風に練り上げました。
後に記紀編纂者は殺されました。
濡れ衣の惨殺、事故、自死などで。
恐らく柿本人麿を長としたグループだと思います。
話しが逸れました。
シュメールでは王位を継承する事をメと言いました。
メは、親から子に継承する場合においてもスンナリとはいきませんでした。
王様以外の元老院の承認が必要でした。
それと一定のお試し期間があったようです。
例えば職人を体験する、農業を体験する、貧しい人の暮らしを知る、酒場や売春宿を知る、国中のありとあらゆる事を見聞きする事。
もちろん不合格になる事もありました。
メは権力の譲渡だけでなく全ての民の親になるような意味合いがあります。
(跡目なども語源はメかもしれません)
子羊を先導する雌山羊(めやぎ)のように。
メは女性が受け継ぐものでした。
日本神話ではイザナギと言うお父さんから生まれています。
男から生まれるわけないじゃないですか?
神話だからあり得るなどと言う人は甚だしい洗脳に陥ってますから気をつけて下さい。
それじゃイザナミは死んでいないのか?
そんな事はどうでも良くてここで大事なのは、
男系の子供がアマテラス、ツキヨミ、スサノオだとしてる事なのです。
記紀を編纂させた人々は男系の信仰をしていた民族だからです。
炎🔥をご神体にして生け贄をバラバラに切り刻み焼いて食べる燔祭をします。
神の前で生け贄を切り刻む事を
神籬(ひもろぎ)と言います。
字統 490p
脤 シン
ひもろぎ
生肉を脤(しん)、焼いた肉を膰(はん)と言った。
軍行の時に祖廟や軍社に祭った。
553p
胙 ソ
ひもろぎ、たまう、むくいる
祭りの余肉を頒つ意味。
731p
燔 ハン
やきにく、やく、ひもろぎ
肉の入った汁物、あるいは炙りみな祭肉を供する意味。
祭祀ののち、その余肉は参加者に頒かたれた。
779p
福 フク
さいわい、たすけ、ひもろぎ
祭肉を福と言いこれをひもろぎとして同族の間に頒つ。
それを致福と言う。
参加者と言うのは身分の高い高貴な人々の事であり民ではありません。
生け贄を求めるバアル神やオシリス神を信仰する一団がフェニキア人です。
生け贄は羊ではなく人間の乳児でした。
カルタゴの墓地トペテには幼児の焼け焦げた骨壷が2万個見つかっています。
悪魔信仰と言わずしてなんと呼べばいいのでしょうか?
綺麗事を言わないで欲しいです。
生け贄を捧げ祈り解剖して焼き食べる場所。
どうして「ひもろぎ」と言う言葉を使い続けるのか?
思い入れが深いのか?
男系信仰が全て生け贄を供するわけではありませんが、カースト制度(身分差別)はあります。
もちろん日本にもありました。
ほとんどが西日本です。
フェニキア人(ヘブライ人、ユダヤ人)が西日本にいたからです。
ところで海神族(ワダツミ)には安曇族もいました。
実はワダツミが訛ってアヅミになったのですが、それを利用して別な民族に仕立てあげられています。
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