ご無沙汰してます。
久しぶりにブログを更新しました。

しばらくの間メソポタミア、バビロン、中東の古代史を研究していました。

なぜなら物部氏と言う一族のルーツを探していたからです。

謎多き物部氏ですが実態をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?

恐らくいないと思います。
物部の物とは一体何を示すのか?

わけもわからずに乱用され使われて続けた
結果、たくさんの物部の姓を冠した一族、地名、神社があります。

まず、通説で言われている物部の祖は、
・饒速日命(ニギハヤヒ)
ウマシマジ
・武諸隅(タケモロスミ)
この三人が言われています。

今回は、饒速日命から追及していきます。
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饒速日命   古事記

神武天皇の神武東征において大和地方の豪族ナガスネヒコ(長髄彦)の奉じる神として登場します。
ナガスネヒコの妹のトミヤスヒメを妻としてウマシマジの命をもうけた。
ウマシマジは物部連、穂積臣、采女臣の祖になった。
カムヤマトイワレヒコ(神武天皇)の東征に反抗したナガスネヒコを殺した。
カムヤマトイワレヒコがアマテラスの子孫であると知るとカムヤマトイワレヒコに従った。

日本書紀
天鳥船に乗って河上に降り立ち大和地方に移った。
邇邇芸の天孫降臨説とは異なる説話。
有力な一族、特に祭祀を司る物部の祖人。

先代旧事本紀
天忍穂耳の子で邇邇芸の兄。
天火明、天照國照彦天火明櫛玉天饒速日命

というような説と名前を持っています。

古事記では神様なのに人間の妹を妻にして義理の兄を天皇に逆らったら斬り殺しました。
そして天皇がアマテラスの子孫だと知るとついて行った。

神様なのに残虐で調子の良い性格の持ち主に描かれています。

日本書紀では邇邇芸命とは別系統。

先代旧事本紀では邇邇芸の兄。
書いている事が正反対です。

元々饒速日命は謎の人物なのです。

少しまとめてみます。

・アマテラスの子孫神武天皇に従った。
なぜなら同祖だったから。
・子供はウマシマジ≒物部の祖

・邇邇芸の天孫降臨説とは違う説話
邇邇芸の天孫降臨説は出雲神話です。
・祭祀を司る物部一族の祖

・天忍穂耳の子供で邇邇芸の兄

物部は祭祀を司る重要な一族だと言うことだけが見えてきます。
それが物部と言う名前。

饒速日の饒(ニギ)の意味とは?

漢字はフリガナであて字ですから饒(ニギ)も漢字の意味はありません。

ニギ(ニキ)とは何を意味しているのでしょうか?

ニギはフェニキア(Phoenicia)ニキを意味しているのではないかと思いいたりました。

饒速日(ニギハヤヒ)
ニキ(フェニキア)ハヤヒ(王子)
フェニキアの王子

突拍子もない話だと思うかもしれません。
しかし、
日本の由来もはっきりしない。
物部の由来もわからない。
出雲の由来、斎部の由来、猿と言う漢字の由来もわからない。
それなのにそこを無視して乱用されています。
学者(通説派)の怠慢行為は犯罪に等しいのです。
わからない一般人がそのまま信じて間違った歴史感が残ってしまうからです。

歴史は勝者が作ったものですから時の勝者に都合良く書かれています。

それを踏まえて真実を追求していくべきです。

フェニキア人の話をすると旧約聖書の民(ユダヤの十氏族、十二氏族)とカナンが出てきます。

旧約聖書の民はどうして捕囚されたのか?

実は饒速日にはユダヤの謎が絡んでいるの
です。



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