坐摩神社に祀られている五柱の神様をまとめて坐摩大神(イカスリのオオカミ)と言います。
三位一体は聞いた事がありますが五位一体は聞いた事がありませんね。
五柱と言いながらいるのは、実は四柱です。
◆御年神
鹿嶋神社では(建甕槌)
春日大社では(天忍穂耳)
と呼ばれる神様の次男です
母親は木花咲耶姫。
◆大山咋
父は河伯(ハベク)河を渡す一族
山幸彦、猿田彦
母は自称、高皇産霊と名乗っている高木大神の娘栲幡千々姫。
◆椎根津彦
母は大山咋の娘高照姫。
父は山幸彦の息子アジスキタカヒコネ。
◆建南方
父は長髄彦(木花咲耶姫の兄)
母は瀛津襲足姫(オキツヨソタラシ)
御年神と建南方はスサノオの子供である長髄彦と木花咲耶姫の子供同士なので従兄弟の関係になります。
大山咋と椎根津彦は祖父と孫との関係です。
それに舟を渡す一団です。
一見関係ないような二組ですが、前ブログで大国主が略奪した妻が瀛津襲足姫なので
建南方と椎根津彦の父アジスキタカヒコネが父違いの兄弟になります。
御年神の父天忍穂耳の妹が瀛津襲足姫なのでアジスキタカヒコネが従兄弟になるのです。
天忍穂耳( 兄 )ー 瀛津襲足姫(妹)
↓ ↓
御年神 ( 従兄弟 ) 建南方
母(木花咲耶姫) 父(長髄彦)
瀛津襲足姫
↓
大山咋 (異母兄弟)アジスキタカヒコネ
父(山幸彦)
( 娘 ) ↓ ↓
高照姫 →(母 ) 椎根津彦・生目入彦
わかりにくいけれどこんな感じです。
アジスキタカヒコネと山幸彦がいなければ成り立たない関係なのにどうして入っていないのでしょうか?
それは二人が惨殺の首謀者だからです。
イカスリ神社の祭神は神武天皇が高皇産霊・天照大神の神勅をうけて祀ったと書いてあります。
この宮中のある国は金山彦・スサノオ・金越智のいた国とは別の国です。
出雲大社や伊勢神宮にスサノオが祀られていますが、出雲大社や伊勢神宮とかには何の関わりもないのです。
スサノオ達は巫女王を立てる国です。
平和的で武器も持たない日本に古来からいた縄文人と呼ばれた人々です。
彼らは交易で世界中に行っていました。
世界中に仲間がいました。
神沼河、高皇産霊、山幸彦と呼ばれる人々は中国大陸の負け組です。
男王家来の集団、匈奴の残党 烏合の集です。
西暦140年位に
平和なスサノオ達のいた日本に略奪しにやってきました。
日本にツテがありました。
匈奴の王呼韓邪単于と王昭君の血を引く金越智です。
金越智の孫娘を略奪して子供を作り、その子供を利用してスサノオに近づいたのです。
武器らしい武器を持たないスサノオ達は又娘を略奪されました。
そして惨殺されました。
むざむざ殺されたわけではありません。
沖縄、九州、四国、中国、近畿とドンドン北へ逃げてきました。
山梨で苦戦しましたが諏訪に強い味方がおりなんとか生き残った者が辿りつきました。
一旦戦いが止みました。
と言っても一方的にやられてしまいましたが.....。
それが私達の先祖です。
この千三百年支配体制は変わっていませんから昔から身分の高い大名や貴族は匈奴の残党から身を起こした略奪者です。
烏合の集とは恐ろしいもので略奪した分け前の分配で揉めて又内部分裂を起こしてしまいました。
烏合の集の中で一番身分の高い大国主を殺してしまいました。
殺したのはアジスキタカヒコネと大山咋です。
この内部分裂を国譲りと言います。
古代中国では武力で国を盗みとるのを下品として貴族に列せられませんでした。
国譲りは納得ずくの禅譲と言う形をとりました。
皇帝は天の父が決めるからです。
ですから皇帝を天子と言うのです。
神沼河、高皇産霊、山幸彦、アジスキタカヒコネ、大山咋達は2回も国を強奪してしまった事になったのです。
諏訪、常陸、北陸、東北にあったスサノオ達の仲間はこの事実を世界中の仲間に知らせたのです。
国を盗んだものの農民は逃散してしまい政治力もない。
せっかく強奪した鉱物を売りさばく所もなく途方にくれてしまいました。
自分の事しか考えてない烏合の集は、またしても殺した大国主の身内を利用する事を考えました。
それが事代主に名前を変えて祀られている御年神なのです。
何故、御年神なのかと言うと古事記で言われている所の卑弥呼の後継者 イヨ姫の旦那様だからです。
イヨ姫は大国主の娘なのです。
大国主の後を継いだのはイヨ姫でした。
男王の国ではイヨ姫は表に出てきません。
なので事代主が表に出ているのです。
続く
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