八雲立つ 出雲八重垣 妻籠めに
八重垣つくる その八重垣を
古事記上つ巻スサノオが妻に読んだ日本最古の短歌。
一般的な意味は
「(さかんに雲がわき立つ)出雲の幾重にも巡らした垣根。妻を籠らせるために八重の垣根を作る、その美しい八重垣を」
「八雲立つ」は出雲に掛かる「枕詞」で通常訳さなくもいいのですが、「雲がたくさん掛かっている」と訳してもいいそうです。
須佐乃男命(スサノオノミコト)が新婚の妻の為に宮殿を作った時の和歌で
「妻を厳重に守る為に八重の垣を巡らす」
と言うような事らしいのです。
らしいと言うのは意味がハッキリしないからです。
良く分からない歌なのです。
「八雲」「八重垣」と八が4回も出てきます。
なぜ妻を守るのか?理由は書いてないです。
想像つきません。
ヤマタノオロチを退治した後に結婚したストーリーだからですか?
古事記のストーリー展開は辻褄の合わない事ばかりです。
この和歌も須佐乃男命が読んだわけありません。
古事記の編纂者の柿本人麿がこの和歌を作ったのでしょう。
そうだとしたら一般的な訳じゃない本当のメッセージがあるに違いないのではと思ったので調べて訳してみました。
八≒八は男性を表す数字
(女性を表す数字は七)
ここは男王としました。
雲立つ≒古代の中国では雲は龍と考え
られていた時代があった。
( 雲師、雨師と言われる占師)
龍は立春に天に昇る(立つ)
出雲≒ 立秋に天から出て淵に潜む
八重≒ハエ≒碆(バエ、岩礁、岩)
垣≒垣根≒外地の藩部
(内地から見た外地)
宗主国 内地の大陸から見た外地の藩部の石城。
妻籠に≒隠し妻、妻を隠す。
八重垣作る≒石城を築く
その八重垣を≒楚の国の石城を
意味を繋げて文章にして見ました。
八雲立つ 出雲 八重垣 妻籠めに
八重垣作る その八重垣を
水が豊かな東瀛の王は石城に妻を隠した。
石城を作ったのは楚の国。
春秋に龍が飛び交う島は水の豊かな日本の事です。
中国から見たら日本は外地ですが東瀛と呼ばれていました。
八重とはバエで岩(石)の事で、お城は石城だったのだと思います。
何故、妻を隠したのか?
楚の国は巫女王の国でした。
男王と女王の役割が別々にあったのです。
この時に宗教戦争が起きていたのです。
BC4000年より女性と子供を大切にしてきたミトラ教の時代から、男性を中心とした
ゾロアスター教に世界は変わろうとしていたのです。
(ミトラ教について書いてあります。実は夫ブログです。)
戦闘的なゾロアスター教は次々と女王国を攻撃して占領して行きました。
アルサケス朝 パルティア (前247〜224)
中国語で安息国と言います。
イラン高原東北部に興ったこの国がミトラ教を国教とする最後の国です。
その後にに興ったサーサーン朝ペルシャはゾロアスター教を国教にしていました。
220年あたりを境に世界は男王に変わって行ったのです。
柿本人麿はその事を伝えたかったのかもしれません。
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